厚生労働省は今日、国立社会保障・人口問題研究所が5年ごとに調査している
「日本の将来推計人口」を公表しました。
これによると、国内の総人口は2020年時点で1億2615万人ですが、
50年後の2070年には、3割ほど減って、
およそ8700万人まで減少するとの予測が示されています。
前回の調査よりは400万人ほど減少のペースが緩やかになっていますが、
これは、平均寿命が伸びたことに加え、
外国人の留学や就労目的での入国が増えたことが大きな要因との事です。
外国人は、技能実習生制度などの受け入れが拡大したことにより、
今後、年間でおよそ16万4000人ずつ増えていく推計となっていて、
前回の調査と比べても、およそ10万人ずつ多くなっていく計算で、
このままいけば、2066年には外国人が日本の総人口の1割に達するとしています。
この結果、人口が1億人を下回る時期は、
前回の推計では2053年とされていましたが、
今回は2056年で、3年後ろ倒しになっています。
1人の女性が出産する子どもの数を示す、合計特殊出生率は
2070年に1.36になると予測されていて、
1.33だった2020年と比べて、50年後もほとんど変わっておらず、
6年前に公表された推計では、50年後の出生率が1.44とされていて、
今回はそれよりも低くなると予測されました。
また、2070年に65歳以上の高齢者が占める割合は、
2020年の28.6%から38.7%になるとしています。
岸田総理は、異次元の少子化対策を打ち出していますが、
何が異次元なのか分かりませんし、その財源問題が解決してなくて、
増税になるだけでなく、第二の所得税と言われる社会保険料の負担増もありそうです。
そして、その少子化対策で実効が上がるかとなると、
到底難しそうな感じがします。
人口が減る事が本当に悪い事なのかどうか、
僕は、どうも分からないでいます。
1950年(昭和25年)の人口は、8400万人程度でしたから、
その頃に戻ると考えると、そんな問題ではないような気もします。
要は、そうした人口規模での社会を構築すれば良いのだと思いますが。
どうしても人口減を食い止めるのだとすると、
今回の推計が示唆するように、外国人の受け入れが有効な感じがします。
先日、政府の有識者会議は、現在の技能実習制度を廃止し、
人材確保などを目的に中長期的な滞在を円滑にし、
働く企業の変更も一定程度認めるよう緩和する
新たな制度への移行を求めるたたき台を示しました。
今後、このたたき台について、どのような議論が行われるのか分かりませんが、
今後の日本の社会を見据えた検討が必要な気がします。
【今日の一句】
至難の業 嘘をつかずに 口説くのは
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