元白鵬、最後の土俵入り 太刀持ちは貴景勝、露払いは豊昇龍
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大相撲三月場所十三日目、初日からの10連勝から連敗の西前頭五枚目翠富士と、その翠富士に並んだ小結大栄翔が二敗で並走していた賜杯レースですが、大栄翔が西前頭四枚目の明生を突き出しに退けた一方、翠富士は関脇豊昇龍の下手投げに屈して初日からの10連勝の後3連敗、優勝経験者の大栄翔が単独トップに立つ展開となりました。
さて、今日の大栄翔は突き押しと往なしで明生に付け入る隙を与えず、明生の引きに乗じて逃さず突き出し、八角理事長(第61代横綱北勝海)の評は「落ち着いているし、相手をよく見ているから圧力がかかっている。往なしも効果的で、余計に押しやすくなった。明生もいい立ち合いだったが、それを受けて突っ張れた」とのことで、優勝経験者らしい充実の一番をものにしたようですね。
一方の翠富士ですが、今日は合い口の良い豊昇龍が相手。当たってからの出足を豊昇龍の肩透かしに阻まれ、豊昇龍に頭を押さえ込まれて土俵際に追い詰められる粘り腰で土俵中央に。二本入るも両腕をきめられまたも寄り立てられるもまた残して右四つに。左上手を引いて頭をつけて抵抗するも、豊昇龍の強烈な右の引きつけからた豊昇龍の引きずるような下手投げにバランスを崩して両足が揃って万事休す。八角理事長は「動いている時に決めたかったが、先手先手で攻めた豊昇龍に大きい相撲を取られた」と分析、その上で「終わったわけじゃない。明日、勝てばいい」と語っていました。明日はこの両者が対戦する大一番が組まれましたが、若元春、若隆景、豊昇龍と続けて三役力士に屈していることについては「三役の壁というのは、やはり厚い」としていました。
さて、今日十三日目は幕下以下各段で優勝が決まる日ですが、幕下は東26枚目の龍王が東50枚目魁禅を制して、序二段は3場所連続全休明けの西60枚目勝呂が三島を押し倒し、序ノ口はモンゴル出身で西11枚目の朝白龍が隆翔生を寄り倒し、それぞれ7戦全勝で決めました。三段目は、同じ玉ノ井部屋の西23枚目の東俊隆と東80枚目の清乃海が7戦全勝で並び、千秋楽に優勝決定戦を行うことになりました。
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