WHOに勤めていたころ、天然痘対策をやっていた。
天然痘はどういう病気か知らない人も増えてると思う。
撲滅されて、今はもう地球上にない病気だからね。
その基礎を作ったのが尾身先生。
かかってしまえば免疫ができて一生感染しないけど、
感染すれば死ぬこともある、顔にあばたを残すので差別される。
清潔と栄養のゆきとどかない地域では、この病気での乳幼児死亡がすごかった。
尾身先生とその仲間たちは、そういう地域に行ってワクチンを打った。
ワクチンそのものへの誤解を解くために長い時間を作ることもあった。
一番すごいな、と思えるエピソードはカンボジアの話。
当時はポルポト政権、クメール・ルージュと言われるテロ組織が国を支配し、
こどもには銃を持たせて人殺しのみを教育したので、
政権が倒れた時、国の立て直しが大変だったそうだが、
その、クメール・ルージュが気に入らない人間を殺しまくってた国で、
尾身先生は「この地域のこどもにワクチンを打つ」のが終わるまで
停戦してくれ、とポルポトに頼んだそうだ。
ポルポトにしても、戦士にしたいこどもが伝染病で大量に死ぬのが困るので、
協力した。
そういう努力を積み重ねて、天然痘は撲滅された。
人類愛ってそういうことじゃないのかな。
内戦をしているのはお互いに事情があること、でも、自然災害が起きたら
その時だけでも
災害復旧や人命救助しないと、その国のその地域がダメになってしまうじゃないか。
ロシアも、ウクライナの電力施設を破壊して一般人を凍死させるとか
そういう作戦をしちゃダメだと思う。
■死者3.3万人超、トルコ・シリア地震 支援遅れるシリア反体制地域
(朝日新聞デジタル - 02月13日 09:21)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7298774
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