グインサーガが中途で終わってしまった原因。
グインサーガは神様が栗本薫の頭の中におろす物語なので、
たとえ栗本自身から「あんたが書いて」と言われた人間が書いたとしても、
ワシにとっては別ものだ。
栗本薫のグインサーガが読みたかった。
本人が予告した最終巻の「豹頭王の花嫁」まで。
数か月前から「アトピーの悪化」でかゆくて仕方ない、と思っていたら
突然「白目がレモンイエロー」なことに気づいた。
黄疸。
黄疸は皮ふに胆汁が沈着するもので、大変にかゆい。
最初の診断は「下部胆管がん」だったが、手術の結果「すい臓がん」とわかった。
グインサーガのあとがきに「膵頭十二指腸切除」の術式を読んで、
そりゃ確かに下部胆管がんでも行う術式だけど、
普通はすい臓がんだろ、と思って背筋が凍った。
当時、すい臓がんは絶対に3年もたないことを知っていたので。
「肝臓に転移がみつかった」という記述があったとき、「あと1年?」と思った。
栗本薫は、2007年12月はじめに手術し、2009年5月に死んだ。
享年56歳。
それから14年たつ。
ここ数年、がんの遺伝子解析が進み、さまざまな抗がん剤が出た。
最近出てきた「標的治療」は特定のがんの特定の機能を攻撃し、
全身に転移ができていてもあっという間にまっさらに戻ったりもあり得る。
もちろん100人が100人とも、ではないが、
すい臓がんも、使える治療法がかなり多くなっている。
「治りました!」という報告が聞きたい。
栗本薫の治療には間に合わなかったが、治る人がひとりでも増えてほしい。
日テレ菅谷大介アナ、すい臓がんを公表 1月に人間ドックで見つかり手術
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=7076849
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