■「毎日お酒」が好調のひけつ 16年間休場なしの31歳がトップ争い
(朝日新聞デジタル - 07月19日 20:58)
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大相撲七月場所十日目、二敗で賜杯レースの先頭集団の一角をなす横綱照ノ富士は7年ぶりの横綱戦となった佐田の海の左上手を取って前に出て、寄り切りに仕留め、二敗グループのうち逸ノ城がベテラン玉鷲を寄り倒し、翔猿が千代大龍を押し出し、錦木も千代翔馬を押し出しに退け給金直しの8勝目を挙げた一方、琴ノ若が小結豊昇龍の掛け投げに、新入幕錦富士が2分近い長い攻防の末に明生の寄り倒しに屈して三敗に後退、二敗の先頭集団は横綱照ノ富士と3人の平幕に絞られた展開となりました。
さて、今場所の賜杯レースは横綱と実力者の逸ノ城に加え、翔猿や錦木といった伏兵が加わっているのが特徴的ですね。新入幕の場所で鮮烈な印象を残した翔猿も、ここ数場所は三月場所に9番を挙げながらもあと一歩のところで勝ち越しを逸するなど惜しい場所が目立ち、今場所は西前頭6枚目の番付で土俵を務め、錦木は三月場所で9場所続いた十両暮らしから帰り入幕を果たし、8勝を挙げて勝ち越して今場所は西前頭8枚目の番付。そんな苦労人の2人が賜杯レースの先頭グループの一角にいるのは、ちょっと面白いかなと思います。先に土俵に上がった錦木は千代翔馬の動きを見極めての押し出しで幕内勝ち越し第一号。十日目の勝ち越しは自己最速で、八角理事長(第61代横綱北勝海)は、「巡業でも横審の稽古総見でも必ず稽古土俵に上がっているし、とにかく稽古を一生懸命する。地道に努力をしている人が報われるのはいいこと」と、日頃の稽古熱心さを加えて評価し、今場所については「立ち合いは1歩遅れるタイプだけど、その後がドッシリしている」とコメントしていました。
一方の翔猿の印象は「大胆で思い切りがある」と、本来の持ち味である気風の良さが土俵に出ていると評価。「名前負けしないで力を発揮出来るタイプだから楽しみだ。物おじしないで自分の力を発揮出来るタイプだからね」と語っていましたが、明日は錦木がベテラン妙義龍と、翔猿は大関貴景勝と対戦。勢いは続くのか否か、注目しましょう。
その他。武蔵川部屋の力士が新たに新型コロナウイルスに感染したことが発表され、師匠の武蔵川親方(第67代横綱武蔵丸)と所属する全力士が休場、出羽海部屋、鳴戸部屋、放駒部屋で場所中に新型コロナウイルスの感染者が出て途中休場する事態が続きました。
また、出場の二大関ですが、貴景が関脇大栄翔を送り出しで制して勝ち越しまであと一番の7勝目、角番の正代は宇良を寄り倒しで下して白星を6に伸ばしました。
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