日本企業は有給休暇取得が難しいと言われている。実際に一部の企業を除けばいまだに有給休暇取得が難しい状況だ。さらに言うとレジャーのために有給休暇取得する事自体が悪いという風土がある企業もある。ちなみに2021年は日本は有給支給日20日に対して消化率は60%の12日である。支給日数が海外はバラバラなので一概に比較は出来ないが主要国の消化率は以下の通りだ。
◆有給休暇の取得率
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2203/30/news072.html
ドイツ :30日支給の28日消化(93%)
カナダ :15日支給の14日消化(93%)
イギリス:25日支給の21日消化(84%)
フランス:30日支給の25日消化(83%)
アメリカ:10日支給の8日消化(80%)
イタリア:26日支給の20日消化(77%)
韓 国:15日支給の10日消化(67%)
オーストラリア:20日支給の10日消化(50%)
率で言えばカナダは93%だがそもそも支給日が15日と少ない。14日消化だと日本の12日と大差はない。さらに意外なのはアメリカの有給休暇支給日である。たったの10日である。日本の半分である。アメリカが100%消化しても10日しかないので正直、それはどうなのかとは思った。
逆に欧州はドイツが30日、フランスが30日、イタリア26日と支給日が長い。原因は不明だが北米、カナダ、日本と比較してそもそも有給休暇支給日が長いので労働者にとっては良い環境なのかもしれない。余談だが良く引き合いに出される欧州はサマーバケーションで二週間以上休みをとって別荘地で過ごすとか言われているがそれはむしろ一部の富裕層くらいで全員が全員そうではないそうだ。
それでも欧州の有給休暇取得率が高いのは法律で消化日数が企業に義務つけられているからだ。日本も実は年間5日以上取得させることが法律で定められている。
◆年5日の年次有給休暇の確実な取得(厚生労働省HPより)
https://jsite.mhlw.go.jp/miyazaki-roudoukyoku/content/contents/01051313.pdf
この法律が施行されるとき中小企業が本来の祝日を出勤日にしてそこで有給休暇取得させるような裏技を繰り出していたが当然ながら脱法行為である。
そこでブラック企業の経営者の言い分はこうだ。「元々日本は国民の祝日が多すぎる」
◆世界の祝日(2022年)
https://www.jetro.go.jp/world/holiday.html
日 本:16日
韓 国:14日※内9月の秋夕(お盆)が1〜3日
アメリカ:13日
カナダ :12日
イギリス:11日
フランス:11日
イタリア:11日
ドイツ :9日
オーストラリア:8日
確かに日本は祝日が多い。だから、ブラック企業経営者から見ればこれ以上、祝日増やすな!有給休暇取得させるな!と言うのだ。
◆有給休暇と祝日の合算
ドイツ :28日+11日=39日
カナダ :14日+12日=26日
イギリス:21日+11日=32日
フランス:25日+11日=36日
イタリア:20日+11日=31日
日 本:12日+16日=28日
韓 国:10日+14日=24日
アメリカ: 8日+13日=21日
オーストラリア:10日+8日=18日
アメリカ、オーストラリアと比較して多いが欧州に比べたらそんなに多くはないだろう。
ゴールデンウィークが終わる……こどもの日が過ぎ7月の海の日まで祝日はありません
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=6948076
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