人間もそうなんだけど、卵子、精子は生殖細胞の最終形態でね。
たいていは「生殖幹細胞」という、卵子のもと精子のもとになる細胞があって
ホルモン刺激とか周囲環境の変化とかで最終形態になっていくわけ。
…人間も、精子は「もとになる細胞」から常に分裂して作られているけど、
卵子は「最終形態の一歩手前」まで進んだまま保存されているので、
女が長生きするほど卵子も年取って劣化して妊娠できなくなる。
まあそれはいいとして。
この、生殖幹細胞を、魚の死後に他の魚に移植してどうにかならないか?
とやってみたのがこの文章に書いてある実験だね。
生きている魚どうしなら幹細胞移植は成立しているが、
死後12から24時間たった細胞ならどうだ?ってこと。
で、ある程度以上の確率できちんと移植成立することがわかった。
つまり、貴重な種類、絶滅危惧種なんかの魚がもし急死しちゃった場合、
毎日見ているから24時間以内には気づくだろうけど、
死んですぐ気づくのは無理だよね。
人間と違って心電図モニターとかつけられないからね。
で、その場合、もし生殖細胞だけでも救出できれば、
他の魚を親にして絶滅危惧種を増やせるかもしれない、ってこと。
もちろんこの実験の応用として、魚じゃなく哺乳類ならどうなの?
哺乳類でも生殖の仕組みが複雑な種類でどうなの?
最終的には人間でどうなの?ってなるんでしょうね。
人間でそんなことやってどうする?って言われても困るけど、
いろいろ使えると思うよ。
大富豪が死んだあとで子を産んで遺産相続させるとかね。
まあ、魚と基本的に生殖の仕組みが違うので(卵は産まないし)
人間への応用可能性は、はるかかなたにちらっと見えかくれするくらいだけど。
魚が死んでからも子孫を作る技術、東京海洋大が開発 死後の細胞から卵・精子を作製
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=32&from=diary&id=6922660
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