女性割礼、と言われているもの。
割礼はユダヤ教やイスラム教の宗教儀式のひとつで、
男性が赤ん坊のうちにちんちんの皮ふの先に傷をつけるもの。
将来の包茎を予防し、「産めよ増えよ」の教えに従うため、と考えられている。
女性割礼は実はユダヤ教ともイスラム教とも無関係で、
アフリカなどの土着信仰の儀式が結び付いたものと言われる。
外陰部が未発達な赤ん坊のうちに行うことはできない。
ホルモン分泌が始まり始めての月経がきたあたりで、
割礼を専門にやっている女性のところにつれていく。
たいていその地方を巡回しているので、その女性が来たときに
その年頃の女児を連れていくのが普通らしい。
麻酔などなし、手足をおさえて股を開かせ、外陰部のすべてを切り取ってしまう。
全部でない場合もあるが、クリトリスは必ず切除する。
この手術は、女性がセックスで快感を得ないようにするために行われる。
女性がセックスの快感を知ると快感のために悪魔ともセックスするようになり、
悪魔の子が生まれるから、という話を聞いたが、
つまりは女性を特定の男(夫)のものにしておくためだ。
外陰部を切除すると膣入口部がむき出しになるが、
将来の夫は、自分が留守をするとき膣を縫い閉じる。
他の男がセックスできないように。
手術時に麻酔をしないと書いたが、手術器具も消毒されていない。
手術メスが使われることは少なく、古い剃刀やガラス片のこともある。
切除後の縫合もしない。
止血するまで足を縛って横になっている。
傷への感染や出血多量で死ぬ女児もいるし、
うまくいっても長く痛みが残り、尿路感染もしやすくなる。
セックスは苦痛そのもので、分娩はさらにひどい。
それでも母親たちは女児が生まれたら割礼をうけさせたがる。
「割礼しないと結婚できない」から。
「女は男と結婚しないと生きていけない」から。
「女はスカートをはくべきよ」
「スカートをはいたほうがかわいく見えるわ」
「かわいくないとお金持ちの男性に選んでもらえないでしょ」
…結局、同じことを言っているんだと思う。
これを変えるには、女性が「お金持ちの男に選んで」もらわなくても
生きていける社会を作るしかない。
アフリカでも、やみくもに「女性割礼」の被害や後遺症を教え込むのでなく、
祖母や母親や女性みんなの意識を変えるところから女性割礼をなくそうとしている。
この日記のもとになった記事は、おばあちゃんにスカートを勧められた女子が
きちんと自分の考えを言う、という立派な話だが、
小さいころから「女の子はスカートをはくもの」と教え続けたら
たぶん無意識にスカートを選び「だってこっちがかわいいから」と言うだろう。
先日「トイレに行くとき生理用品をもって」いたらあとで上司に
「生理用品をもって歩いているのを見て不快」との苦情があったと言われた
…という記事があった。
生理は女性ならあるものなので、生理用品を見て不快なのはおかしい。
生理用品はむき出しでなく、不織布の半透明な袋に入っているので、
よーくみないとわからないはずだし、よーく見るのはおかしいし、
そもそも見ないふりをすべきではないのか、という日記を書いたら
女性からのコメントの多くが「隠すべき」というもので、驚いた。
おそらくずっと前から周囲に「生理は隠すもの」と刷り込まれているのだろう。
刷り込まれてしまった自分は、仕方ない。
生理用品をハンカチに包むなりポケットに入れるなりすればよい。
他人がどう持ち歩こうと、その人の勝手ではないのかな?
結局、同じ話である。
「@@であるべき」は個人の価値観だけ、のことがあるので注意、ってこと。
「国家間の問題を戦争で解決すべきでない」の「べき」とは別の話だ。
「スカートは嫌い」とスラックスの制服を選んだ娘に反対意見?「女はスカートをはくべきよ!」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=77&from=diary&id=6915139
ログインしてコメントを確認・投稿する