3/3の日記「憂慮」の続きです。
ロシアによるウクライナ侵攻が始まり、早や3週間。
ロシアとしては、すぐに終わらせる筈が思わぬ苦戦となった事で、引くに引けない手詰まり状態となり、戦線を拡大して市民や原発などへの意図的な攻撃など、どんどん「汚い戦争」へ向かって、泥沼化しつつあるように思えます。
さっさと手を引きたいところ、目に見える成果がないと自分の立場が危うくなるので、状況を変える為にわざとやっているのでしょうか?
こうした時期に流れてくる情報はどこまで正確なのか不明な事も多々有るものですが、ずいぶん準備を整えて始めた筈の戦争なのに、しかも陸続きの場所で補給が追いかないというのはなんとも…
日本の数割程度という経済力で、世界2〜3位と呼ばれる軍事力を維持する為、短期決戦のみを考え、兵站を充実させる余力が無いという事でしょうか?
しかもシリアからの傭兵や、中国による軍事援助という話まで出てきました。
これが、かつて世界を二分した覇権国ソ連の後継国家とは…
軍事大国ロシアとしては、もう末期なのかもしれません。
この戦争がどのような終わり方をするか全く見えませんが、戦後のロシアは戦前よりずっと弱体化するのは避けられないのではないでしょうか。
そもそも現在のロシア連邦という形を保っていく事が出来るのか?
むしろ、ウラル以東やカフカズ周辺の連邦内共和国を独立させ、ロシア単体でEUやNATO入りを目指した方が、ずっと良いのでは?という気もします。
もともと、NATOがロシアを特別待遇で招待する事を期待していたものの、事務総長に「招待は無い。申請が必要」と言われたプーチンがNATOに不信感を抱いた…という話が有ります。
ヨーロッパの一員として迎えられる事を期待していたのでしょう。
その後、パートナーシップという名前の準加盟のようなものが出来ましたが、これが機能しているようには思えない…
そもそも、EUのルーツ(の一つ)ECSCが出来たのは、二度も大戦のきっかけとなった独仏を石炭を共同管理し、両国を同じ枠組みに入れる為。
要するに、独仏の対立による戦争を起こさせない為です。
当時は強大なソ連という共通の敵が有ったという事が大きいですが、少なくともECSCからEUへ至る流れは、この両国による戦争を過去のものとしました。
同じ原理で、ウラル以西の東スラブ3ヶ国がEUやNATOに入れば、将来の対立を防ぎ、西欧と東欧の一体化が、歴史上初めて実現するかも?と思っています。
その場合、シベリアの扱いが大問題ですが…
捕虜となったロシア兵の映像も出てきました。
https://www.youtube.com/watch?v=PQdcC2FU3_8
これ自体はそのまま信じて良いか疑問も有りますが、国外演習だと騙されて連れて来られた…と話しています。
これを見て、86年前のほぼ同じ時期に日本で起きた226事件を思い出しました。
と言っても、事件が起きた背景などではなく、この事件を皇軍相撃つという最悪の展開にさせずに終わらせた「兵に告ぐ」です。
これは戒厳司令部から発せられたもので、事件を起こした将校達から、兵を切り離す為に行われました。
抵抗せずに投降すれば罪は許されるので、直ちに原隊に復帰するよう勅命が発せられた…といった内容です。
ロシアにだって色々なタイプの兵がいるとは思いますが、最前線で真っ先に敵国に侵攻する部隊に、わざわざ練度が低い部隊を選びはしないでしょう。
温度差こそ有れ、この戦争におけるロシア兵のかなり大半が同じように感じているのかもしれません。
ならば、ウクライナ側としては、「兵に告ぐ」のように、ロシア兵の厭戦感をもっと高めるようなプロパガンダをもっと強化するのが有効なのでは…
古典的ですが、ビラを巻くだけでも効果的と思います。
或いは捕虜ロシア兵をロシアに送り届けるとか…
気になるのは中国ですが、強かなこの国ですから、調停で双方に貸しをつくる最適のタイミングを見計らっている…というところか?
ロシアへの軍事援助など、本気で行うとは思えませんが…
早く終わらせてほしいものです。
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