むかしむかしそのむかし
現在プロレスリングマスターと呼ばれる武藤の若手時代、610と書かれたヘルメットを被り、「スペースローンウルフ」として売り出されていた事が有りました。
もちろん610とはムトーの意味です。
さて
610ではないですが、千葉県には「迷走国道」として知られる国道410号という道が有ります。
内房側木更津市から東へ向かい、久留里街道上を経て房総半島の中央を南北に貫き、半島南端の白浜から海岸線に沿って西へ向かい、館山市までを結んでいます。
「房総半島の中央を南北に貫き」と書くと、堂々たる大幹線のような気がしますが、幹線ではあるものの、大幹線と言うには少々力不足な実態です。
千葉県の道路整備は、もともと褒められたものではありません。
中でも、半島中央の房総丘陵部のそれは非常に遅れています。
その典型がこのR410や、半島を東西に横切るR465ですが、それぞれ東西や南北を結ぶ道路として造られたというより、元々有った県道等を繋いで、国道の名前を冠したという事でしょう。
その為、あちこち右左折が有るのはもちろん、R465との重複区間など、すれ違い不可能な狭い道だったり、5時の方向くらい?のとんでもない急転回する交差点が有るのです。
そしてこの交差点で重複区間が終わり、R465が離れて行くのですが、ここには信号も案内標識すら無いという…
このR410が国道に指定されたのは1982年。
このすぐ後からバブル時代に突入したのに、何故これ程までに整備状況が悪いままなのか?
10数年前にこの辺りに来るようになってから、ずっとそう思っておりました。
さて
国道とか県道といった区分とは別に、久留里(くるり)街道と呼ばれている道が有ります。
市原市の姉ヶ崎、或いは木更津から里見の城や名水で有名な久留里、そして亀山を経て鴨川市へ至りますが、昔からそう呼ばれていたとすれば、おそらく久留里以北ではないでしょうか。
この久留里街道はR410とかなり重なっており、そしてこの辺りは久留里馬来田(くるりまくた)バイパスが鋭意整備中となっています。
圏央道木更津東ICに接続するバイパスは、旧道の西側を平行して南下し、久留里駅手前で大きく左カーブし、旧道に直角に合流します。
地図で見る限り、現在はこのICに接続して久留里手前で曲がって合流するルートがR410のメインルートとなっているよう。
ところがこのバイパス、合流の為に左カーブする場所で、直進方向にも道が繋がっています。
明らかに今まで走ってきた道の続きであるのに、カーブする方が本道となり、直進方向は本道から右折という、不思議な形となっているのです。
地図ではこの先もかなり出来ていそうなので、このバイパスを「右折」のように直進してこの先も走ってみました。
暫く進むと、見覚えの有る交差点…
地図を見ていたので、ここに繋がっている事は知っていましたが、直交するのは君津市大野台から久留里へ向かう県道93号で、こちらは何度となく走っています。
そしてその先へ進んでみましたが、ここからは間も無く行き止まり。
路盤はかなり出来ていそう…しかし、その上はまだ工事中という事でしょう。
とは言え、この左脇の道から先へ向かう事は、現在でも可能です。
そしてこの工事中区間の先、大坂(おさか)という場所が有ります。
この辺りも旧道からバイパスが延びてきており、その先も鋭意整備中…
先々月、近くを通った際にそちらも見ておりました。
Googleアース(いつの撮影か不明)で見てみると、この間かなり工事が進んでいるよう。
キョリ測によると、2.6kmくらいでしょうか。
県では来年の開通としているよう。
個人的に早く出来上がって欲しい道ですo(^o^)o
ここが開通すると、この辺りのR410はまともな幅員で右左折も無い1本の道となりますが、今後も大坂以南で重複するR465に関して、バイパス云々の話を聞かないので、このまま狭狭の区間が残るのでしょうか。
蔵玉〜黄和田畑辺りでは、トンネル拡幅や道路付け替えなど、ちょこちょこと改良しているようですが…
すれ違いが出来ない狭狭区間を国道として続けるより、数年前に有料道路区間が正式に終わった(無料措置は以前から)房総スカイライン経由とした方が良いのではないでしょうか?
何しろ、房総丘陵部には東西方向を結ぶまともな道が実に少ないのです。
なんとかならないものかな?
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