■振り子特急と「北の国から」に登場のキハ40系、十勝・釧路から引退
(朝日新聞デジタル - 03月05日 16:04)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6874412
JR各社はじめ全国的にダイヤ改正が行われる3月12日をもって、キハ283系と普通列車用のキハ40系が、定期運用から撤退ですか。国鉄時代から使用されてきたキハ40は老朽化が理由ですが、最高運転速度130km/hの高速運転に対応する高性能を誇って札幌―釧路間の所要時間短縮に大きく貢献したキハ283系が営業運転開始から25年で定期運用から姿を消すこととなることについては、やはり平成23年に発生した石勝線占冠駅―新夕張駅間での脱線・火災事故の影響が最後まで尾を引いた印象がありますね。
釧路から札幌に向かっていた特急「スーパーおおぞら14号」(キハ283系、6両編成)が石勝線の清風山信号場内で脱線、信号場構内となる第1ニニウトンネル内に停止後に火災が発生、全車炎上したと言う事故で、248名の乗客は車掌の指示で発煙があった車両から別の車両に避難するも、その後乗務員が状況確認や運輸指令との連絡に手間取り車内に煙が充満、乗客が自主的に非常ドアコックで外へ避難する事態となり、煙を吸い込むなどして39名が病院に搬送される事態となった事故でした。事故の4カ月後、当時の中島尚俊JR北海道社長が「安全意識の向上を社員に促す遺書」を残して自殺したことが全国的に報じられ、その後、多くの事故などが管内で起こり、JR北海道の社会的信頼の失墜を招いた一連の事態の嚆矢となった“曰く付きの事故”の当事車両となりました。
後継車両として、若干デチューンして性能をセーブさせたキハ261系が登場することになるのですが、過度な高速化への批判もあり、次第にその勢力を縮小、就役25年にしての撤退となりましたが、同じ「振り子車両」として同時期に登場したJR東海の383系特急車両が第一線を維持している中、どこか皮肉な感じのある退役となった感じは否めないと思います。
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