【STORY】
失業中のセーカル、ケーサヴァン、パガラヴァンは、酒場で出会った誘拐犯ダースから仲間に誘われる。迷いながらも彼に同行、チームは次々と身代金目当ての誘拐を成功させてゆく。しかしある日舞い込んだ一発大逆転の儲け話からトラブルに巻き込まれ・・・。おかしな人質とイカレた警察を巻き込んで繰り広げられる傑作サスペンス・コメディ!
【解説】
登場人物のキャラの濃さと予測不能のストーリー展開。全編に漂うシュールな香りがあまりにも斬新な、タミルニューウェーブの傑作。
監督:ナラン・クマラサーミ
出演:ヴィジャイ・セードゥパティ、サンチター・シェッティ、カルナーカラン
原題:SOODHU KAVVUM
2013年/タミル語/133分/
(indian movie online ウェブサイトより)
<2020年11月13日 indian movie online鑑賞>
最初こそ「インド・オブ・デッド」みたいな3バカ野郎たちにイライラしたけれど、案外飄々と誘拐をやってのける主人公ダースに感心し、かのインドに賄賂に染まらない政治家がいるのに驚き(結局失脚する)、なんだかんだ言いながらも楽しく見ました。ダースの彼女シャールがとってもかわいいんです。出て来るたび衣装が変わって素敵でした。水着やホットパンツの婦警さんまで!現実では、ありえませんから(笑)。
物語は、こんな感じです。↓
冒頭から失業男3人組の「3バカ」が登場、並行して汚職業者が逮捕されるシーンが描かれます。インドで賄賂撲滅なんて!と心の中でウケながら見ていると、今度は路上で”小規模誘拐”を生業にしている男が登場。自分にしか見えない美人の彼女を常にはべらせている彼は、ワゴン車で、一人で歩いている女や子供を狙い、誘拐。払える範囲の身代金を要求してさっさと引き上げ、その時身代金の一部は被害者に返金するという、なかば人情稼業みたいな誘拐をずっとやっています。
さっそく彼のアシスタントとなった3バカは、言われるまま「小口誘拐」を成功させてゆくのですが、そこに身代金誘拐をでっち上げたい政治家のバカ息子や例の賄賂業者の親族、サイコな暴力警官が絡んでコトは大きくなっていくという話です。いや、おもしろかったですね。よく考えるとすごくバカバカしい話なのに、ありそうな描き方。サイコ警官は本当に怖かったけれど、実在しない彼女がすごくおしゃれでキュートだったり、バカ息子に妙に愛嬌があったり。しかし、こんな誘拐稼業、本当に成立しているんでしょうか。そこ、興味あります。
ラストの展開はおもしろすぎました。政治家のバカ息子、確かに愛嬌はあったけれど、こんな才能があったとは!そこを見抜いた党首も偉い。政治家の現実に対して正直すぎるとは思うけど、庶民にもウケたんだろうな。おすすめ。
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