mixiユーザー(id:39816565)

2022年02月11日16:01

99 view

僕の名はパリエルム・ペルマール(Pariyerum Perumal)

【STORY】
弁護士になるという希望を胸に法科大学に進学したパリエルム・ペルマールは、同じクラスの女子学生ジョーと仲良くなる。しかし彼がダリト(不可触民)の出身であるために、二人の交際に反対するジョーの親族たちからの激しい差別に直面し、自らの存在について苦悩する。

【解説】
気鋭のダリト出身監督が、青年の恋と苦悩を通して、インド社会に根強く残るカースト差別の現実を世に問うた作品。抑圧される者の魂の叫びを、洗練された映像と音楽、そして鮮烈な「青」のイメージとともに、圧倒的なリアリズムと幻想的表現とで描く。
※本作には、CGにより表現された動物への暴力の描写が含まれます。

(Indian movie online ウェブサイトより)







<2020年11月12日 Indian movie online鑑賞>

 衝撃でした。カースト制度が根深く残るインドで、最下層(ダリット)出身の青年が経験する現実。辛かった。冒頭から、主人公パリエルムと一緒に狩りをしていた犬(名:カルッピ・黒と言う意味)が殺されてしまう場面。なんの意味もない、ただ卑しい奴らの犬だ、というだけ。それも電車が来そうな線路に括り付けるというむごたらしい方法で。泣いて駆けつけるパリエルム、でも間に合わない。気を失うかと思うほどの衝撃。言葉もないです。

 大学ではバカにされ、親しくなった女性に、親戚の結婚式に招待されれば「恥を知れ」と(女性の親族に)半殺しの目に遭わされる。このシーンも相当きつかった。本当に死ぬんじゃないかと思うほど傷めつけられてて。彼らは、最下層ダリットなんて、殺してもいいんだと本気で思っていて、それが本当に通じてしまう世界。実際、万が一女の子が、彼と本当に駆け落ちでもしようものなら、一家全員で自殺するしかないのだと言います。Why?なんでいつまでもそんな身分制度が残っているのか。なくなっていかないのか。こんなことはいけないと、大多数の人はわかっているはず。だからこそ、映画でも描かれるのだと思うのに。歴史と文化って、本当に難しい。主演Kathir.

追記:実は、当時、女の子がちっともそこのところに気づかないのが不思議でした。20年ほど生きてきたのであれば、厳然たるカースト制度は承知しているはず。ここでこれ以上仲良くすれば、相手がこういう目に遭うな、とか予想できないもんなんだろうか、と思っていました。しかし、いつまで経っても自覚のない様子や、大学の先生方も気づかずやり過ごしている様子を見ると、案外こういうことは珍しいことなのかと思ったり。しかし、ラストで明確な結論を描写できていなかったところに問題の根深さを感じました。そこ、一番感心したかもしれません。
3 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2022年02月>
日 月 火 水 木 金 土
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728     

最近の日記

もっと見る