「ベイビー・ドライバー」のエドガー・ライト監督によるタイムリープ・ホラー。ファッションデザイナーを夢見て、ロンドンのソーホーにあるデザイン専門学校に入学したエロイーズは、寮生活になじめずアパートで一人暮らしを始める。ある時、夢の中できらびやかな1960年代のソーホーで歌手を目指す美しい女性サンディに出会い、その姿に魅了されたエロイーズは、夜ごと夢の中でサンディを追いかけるようになる。次第に身体も感覚もサンディとシンクロし、夢の中での体験が現実世界にも影響を与え、充実した毎日を送れるようになったエロイーズ。夢の中で何度も60年代ソーホーに繰り出すようになった彼女だったが、ある日、夢の中でサンディが殺されるところを目撃してしまう。さらに現実では謎の亡霊が出現し、エロイーズは徐々に精神をむしばまれていく。エロイーズ役を「ジョジョ・ラビット」「オールド」のトーマシン・マッケンジー、サンディ役をNetflixの大ヒットシリーズ「クイーンズ・ギャンビット」のアニヤ・テイラー=ジョイがそれぞれ演じる。(映画.comより)
<2021年12月12日 劇場鑑賞>
「クルエラ」みたいに、田舎から成功を夢にてロンドンに出てきた女性の話。クルエラのように明るく展開しないのは、彼女には元々霊感があったから。個人的には、ここ、もう少し強調しておいたほうがよかったんじゃないかと思います。田舎を出発する前、おばあちゃんがその能力に言及しますし、亡くなった母親の姿をよく見ると言った現象も表現されるのですが、いかんせん”年寄りの心配性”や、”母恋しさから来る会いたい願望”みたいに見えて、私は軽く受け流していました。でも、この能力が「凶」と出たのですね。学校の寮になじめずに探した下宿部屋、ここでの過去の出来事を追体験してしまいます。
若い女性が、夢見て都会に出て来ても、現実は厳しいですよね。いや、若い女性でなくても厳しいでしょう。でも若い女性は商品価値が高く、食い物にされやすいってことはありますよね。抵抗しづらいですし。見ていてなかなかに辛かったです。
でも、これも定番なんですが、どんな目に遭ってもめげずに助けてくれる男性がいるんですね、必ず。いやもちろん、主人公の女性は真面目でいい子です。そうなんですけどね、ここまでの目に遭って、それでも親身になって助けてくれたりするのかな、ってちょっと思うのです。この辺の男性心理は、女にはわからないですけど。私なら避けます、絶対に。逆に恨むかも。
映画の出来と関係ないのですが、”華やかパート担当”のアニヤ・テイラー=ジョイが、若いってだけで、イマイチ華やかさに欠けると思いました。もっとキラキラ美人でもよかったんじゃないかな。ブロンドもあんまり似合ってなかったし。まぁ、でも、上映館が多くない作品なのに、田舎で上映してくれたことに感謝です。
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