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2021年12月15日14:18

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ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ(Venom: Let There Be Carnage)

 マーベルコミックのダークヒーロー、ヴェノムの活躍を描いたトム・ハーディ主演作「ヴェノム」の続編。圧倒的戦闘力と残虐性を持ち、ヴェノムの大敵となるカーネイジとの戦いを描く。「悪人以外を食べない」という条件でエディの体に寄生した地球外生命体シンビオートのヴェノムは、食欲制限を強いられ不満を抱えながらも、エディとの共同生活をそれなりに楽しんでいた。そんな中、ジャーナリストとして未解決事件の真相を追うエディは、刑務所で死刑囚クレタス・キャサディと再会する。クレタスは猟奇殺人を繰り返したシリアルキラーで、死刑執行が迫っていた。エディに対し異様な興味を示すクレタスは突如として彼の腕に噛み付き、その血液が人間とは異なることに気づく。そして死刑執行の時、クレタスはついにカーネイジへと覚醒する。主人公ヴェノム/エディ役をハーディ、エディの元恋人アン役をミシェル・ウィリアムズが続投で演じ、「スリー・ビルボード」のウッディ・ハレルソンがカーネイジ/クレタス役を演じる。そのほか新キャラクターのシュリーク役で、「007」シリーズのナオミ・ハリスが参加。「モーグリ ジャングルの伝説」など監督としても活躍する俳優アンディ・サーキスがメガホンをとった。(映画.comより)







<2021年12月7日 劇場鑑賞>

 1作目と随分雰囲気が違うな、と思ったら、監督が違うのですね。前作は、日本では時期が悪かったのか「プレデター」とか、似たような映画と公開時期が重なり、一度に同じような映画をいくつか見たと記憶しています。でももちろん、どの作品もおもしろく、個性的で楽しめたのですけれど。

 今回のヴェノムは、前作でトム・ハーディによくしつけられたこともあってか、とってもいい人(?)でしたね。話全体もこぢんまりまとまっているというか。監督のアンディ・サーキスはモーションキャプチャーの第一人者だけれど、いい人なんでしょうね。良くも悪くも、無難な映画に仕上がっていたように思いました。

 猟奇殺人鬼のウディ・ハレルソンも、あんまり怖くなかったです。小さい頃から、想像を絶する悪事を働いてきたことは描かれるし、自分の母親や祖母を殺してしまうなんて、確かに怖すぎるのですが、ほとんどのシーンは檻の中にいるし。それより、彼の恋人(演じるはナオミ・ハリス!)の「声で人を殺せる」能力って、何?彼女って✕ーmen?ユアン・マクレガーの出てたハーレイクインの映画にも、そういうキャラがいたように思うなぁ。でもあれはマーベルではなくてDCコミックスだしなぁ。単に、そういう設定がよくあるってだけなのかもしれませんね。

 とにかく、猟奇殺人鬼とは言いながら、長年愛し合っている彼女がいて、結局ヴェノムの能力が欲しかったってこともあるのでしょうが、トム・ハーディを逆恨みしている理由が、ちっちゃかったりするんです。もちろん、恨みに思う感情なんて、当人にしかわからないのでしょうけれど。カーネイジと言うほどの残虐な展開もなかった感じで、そうえいばR指定もなかったのかな、と思いました。

 今回も、トム・ハーディの元カノ(ミシェル・ウィリアムズ)が登場するのですが、今作は、彼女の今カレが意外な活躍ぶりで、思わず応援しそうになりました。それにしても、トムの手首にほんの少し嚙みついただけで、もう”ヴェノム・ジュニア”をゲットすることができるのなら、今までもそういうこと、なかったのかな、と少し思いました。まぁ、宿主が凶暴だから、よりすぐに寄宿したのかもしれませんが。

 今回は、とことんかわいいヴェノムとトム・ハーディの掛け合いを愛でる映画でした。あと、ウディ・ハレルソンのうまさと。本当にいい俳優さんだと思います。そうそう、ラストの”おまけシーン”、スパイダーマンの新作に繋がるのですね。ちょうどその新作の予告も流れている時期なので、リンクしやすいですね。
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