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2021年11月14日07:24

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農村復興を成功させた農政家

各地の農村復興を成功させた農政家と言えば、二宮尊徳です。江戸時代後期の農村改革の指導者です。各地の農村復興や財産建て直しを頼まれ、それらをいずれも成功させました。社会のためになることをすれば、あとで自分に返ってくるという考え(報徳思想)を説いた。

二宮尊徳は、相模国(今の神奈川県)栢山の農家にうまれ、名は金次郎といいました。台風で家と田畑を失い、二宮家は落ちぶれてしまいました。父母も相次いで亡くなり、尊徳は一六歳でおじの家へあずけられました。

厳しい労働をしながらも読書をし、寝る間をおしんで勉学に励みました。おじに灯油がもったいないと言われると、荒れ地に菜種をまき、自分で油をとったといいます。尊徳はよく働き、二宮家を再興することに成功しました。

尊徳は奉公に出た先の家でもよく働き、その家の財産建て直しも成し遂げました。名前の知れわたった尊徳は、下野国(今の栃木県)や幕領(幕府の領地)での農村復興を頼まれ、そこでも見事な成果を上げました。尊徳の考え方は「報徳思想」といわれます。

社会のためになることをすれば、それは後で自分に返ってくるという思想で、尊徳はこれを「報徳思想」という財政再建策にまとめました。自分にふさわしい節度あるくらし(分度)と、あまったものは将来のために使うか、他人にゆずるかする(推譲)ことを、尊徳はすすめました。私は栃木へ迎え時、二宮という道の駅に寄ります。そこには二宮尊徳の銅像が建てられています。

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