ミュージカル「ハミルトン」でも注目を集めるリン=マニュエル・ミランダによるブロードウェイミュージカルで、トニー賞4冠とグラミー賞最優秀ミュージカルアルバム賞を受賞した「イン・ザ・ハイツ」を映画化。変わりゆくニューヨークの片隅に取り残された街ワシントンハイツ。祖国を遠く離れた人々が多く暮らすこの街は、いつも歌とダンスであふれている。そこで育ったウスナビ、ヴァネッサ、ニーナ、ベニーの4人の若者たちは、それぞれ厳しい現実に直面しながらも夢を追っていた。真夏に起きた大停電の夜、彼ら4人の運命は大きく動き出す。「クレイジー・リッチ」のジョン・M・チュウ監督がメガホンをとり、「アリー スター誕生」のアンソニー・ラモス、「ストレイト・アウタ・コンプトン」のコーリー・ホーキンズ、シンガーソングライターのレスリー・グレイスらが出演。(映画.comより)
<2021年8月1日 劇場鑑賞>
少し長尺な映画でした。有名なブロードウェイミュージカルなんですってね。こういう舞台を映画化することには賛否あるでしょうけれど、少なくともブロードウェイになんか出かけることができない私のような人々が、映画館とは言え体験できることは素晴らしいことだと思います。これは私が若い頃に、ケネス・ブラナーがシェイクスピアを積極的に映画化し大衆化してくれた(?)おかげで、敷居が高かった(いや、本とかを読めばよかっただけなのかもしれませんが)かの世界の一端を見ることができてうれしかったことにも似ています。教養浅くてすみません。
で、この映画です。つまりは「夢を追うことは素晴らしいことだけれど、それが単に手が届かない場所やものへの憧れ、あるいは過去への郷愁であるならば、よくみてごらん。本当の幸せは案外すぐ近くにあるものなんだよ」という話です。それをちょっとしたトリックを使って少しづつ明らかにしてゆく、そんな展開です。
若者が揃って踊るシーンは圧巻ですね。ミュージカルなんだから当たり前なのかもしれませんが、やっぱり若いって、素晴らしい。それそのものが財産。ここで踊っている若者みんなに夢を掴んで欲しいです。いや、若くない女性美容院オーナーも素晴らしい存在感でした!ああいう女性、好きです。あと、”地域みんなのお母さん”だった女性も。
でも、年寄りな私は、今風なダンスを見ながら、ちょっとフレッド・アステアのダンスなんかも見たくなったのでした。どちらも、素晴らしい。プロだもんねぇ。
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