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2021年06月27日08:15

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「安全・安心」のオリンピック開催における課題

もはや、時期的にはオリンピック開催とか中止とかの問題でなく開催する方向で動いている。ならば、後は開催するなら政府が言っている「安全・安心」のオリンピック開催に注力すべきだ。オリンピック開催賛成派も反対派もそういう方向に向いていくのが現実路線だろう。しかし、ウガンダ選手団の来日で露呈したことは政府が言っていた「安全・安心」とはほど遠い対応であったのが問題点だ。
記事にも記載されていた通り「政府はこれまで、空港検疫で陽性者が確認された際の対応について「ホストタウンの受け入れ責任者が、責任を持って保健所と連携し、濃厚接触者に関する調査をする」(加藤勝信官房長官)などと説明していた。」実に不可解である。実際に成田国際空港でウガンダ選手団から1名が陽性確認された訳だが残りのメンバーは即日、ホストタウンの大阪府泉佐野市へ移動したということだ。政府の従来の方針なら受け入れ先の泉佐野市が濃厚接触者に関する調査して判断しなさいと言うことなのだが千葉県にある成田国際空港で陽性者が出て、大阪府の泉佐野市に他のメンバーが濃厚接触者かどうかを判断しなさいというのは現実的ではない。
今回、泉佐野市が他のメンバーも濃厚接触者と判断する前にウガンダ選手団は既に移動していた。そして、移動後に泉佐野市が他メンバーを濃厚接触者と判断して宿泊施設での隔離を決めた。さらに言うとさらに1名が陽性が確認されたということなのであまりに杜撰な感染対策体制が浮き彫りになった。百歩譲ってホストタウンが濃厚接触者の判断、調査するのならばその判断が出るまで空港か空港近辺で同じ選手団関係者を隔離するのが当然である。めんどくさい処理(判断)は地方自治体に丸投げで、海外からの選手団による感染拡大に関しては政府として責任を取りたくなかったのではないかと推測されても仕方がない話だ。
「今後は空港検疫で陽性者が判明した場合、新たに設置する担当者が搭乗中の機内の座席状況などを確認し、濃厚接触の疑いがある同行者を特定する。特定された同行者は、新たな感染者や濃厚接触者を増やさぬよう滞在先まで専用バスで移動させる。その後、宿泊施設で隔離され、自治体の保健所が濃厚接触者かどうかを最終判断するという。」
まだ、おかしな点があるが”少し”はマシになっただろう。「新たに設置する担当者」というは誰のことなのだろうか?そんなことをせずに同行した選手団は強制的に一旦、移動させずに政府が用意した空港近辺の宿泊施設に一定期間(新たな陽性者が出ないことを確認出来る)までは隔離すべきだと思う。確かに練習が出来なくなってコンディションに影響が出るかもしれない。しかし、感染対策をして来日をすることが前提条件である。陽性者が出た時点でその前提条件はなくなるため練習出来ないなどの不都合が発生したとしてもそれはその選手団(国)の責任と考えるべきだ。それとも政府は来日する国にそのことくらい周知徹底させていなかったのか?だから、隔離出来ないのか?だとしたらあまりに政府と組織委員会の対応は酷いと言わざるを得ない。
「滞在先まで専用バスで移動させる」というのはどういうことか?今回のウガンダ選手団は少人数だからまだなんとかなるだろう。だが、大人数で来日されたらどうなるか?100人以上の選手団が来日して陽性者が出たとして、残りの大人数が専用バスで移動するとなるとその専用バスから滞在先まで一回も外部に出ないという保証はない。SAで休憩くらいするだろう(逆にしないと考えるほうがおかしい)
なぜ、「滞在先まで専用バスで移動させる」のかが全く理解出来ない。バブル方式とはそうではない。入国したときからバブルに包んでいないといけないのだ。なにも本大会で選手村に入ってからバブル方式をするのではない。それが出来ていないから政府が言う「安全・安心」のオリンピック開催に多くの人が疑念を持っているのだ。

■五輪選手団の濃厚接触者、空港で特定へ 政府、方針一転
(朝日新聞デジタル - 06月26日 21:05)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6569819
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