ワクチンは確保したが人員や場所などの確保が難しいので接種が進まないという課題が前提としてあった。特に各自治体で進捗に差が出てるのも紛れもない事実だ。政府が指揮・指導すれば良いと言う方もいるが、それこそ優に1,700を超える市町村に対して政府が個別に指揮・指導出来るかだ?それぞれの市町村では年齢構成も違う。また、人的リソースもバラバラなので個々で状況が違う。それこそ、政府が画一的に「こうしなさい」と押し付けると上手くいかないだろう。大体、政府が命令すると横暴だとか反感も出てくるので政府としてはワクチンは供給するが運営については各自治体に委任しているという感じである。
そして、残念ながら自治体の能力差が出てきて接種のスピードが進まなかったのも事実であった。そこで政府が行ったのは自衛隊を導入しての大規模接種である。場所が東京都と大阪府という限定された場所だがこの大規模接種を行ったことで国から「ワクチン接種を進めなさい」とのメッセージを明確に出した意義は大きいだろう。自衛隊の大規模接種開始が5月24日なのでそこから接種数が増加しているのがグラフを見てもわかる。
あまり評価されていないがこれも政府(与党)による政策なので本来ならもう少し評価されても良いはずだ。なにかと失敗ばかり批判されている政府だがこういうこともやっているのは正当に評価されるべきだろう(ワクチン接種自体の是非は除くとして)大体、「好事門を出でず悪事千里を行く」という故事もあるのでなかなか政府に対して良い評価されることは少ないのだが。
自衛隊による大規模接種の続く政府の施策がこの職域接種である。企業において接種を行ってもらうということだ。自治体での接種が進まない現状として国からさらに自治体に働きかけるのには限界がある(それこそ横暴とか批判されかねない)ので今度は企業へ働きかけたということだ。実にこれも良い施策だと思う。
ただ、あまりに反響が大きくワクチン供給が追い付かないという事態になった。逆に言えば賛否あるが国民がワクチン接種の早めの接種を望んでいるとの査証になる。但し、接種に関してはあくまで個人の自由だ。接種するのも接種しないのも自由だ。接種を強要するのも駄目だが接種させないのも駄目だ。
ワクチン供給が追い付かないため一旦、職域接種の申請受付を止めたのだがこのことすら野党が失策とか言い出しそうだ。記憶に間違いがなければワクチン接種の話が出始めたころワクチンの安全性に疑念があると認可の足を引っ張ったのは野党勢力だったはず。そして、いざワクチン接種が始まると遅いと文句を言っているのも野党勢力だ。政府(与党)の新型コロナウィルス対策は決して100点満点とは言えない。
しかし、野党勢力はそれ以上に新型コロナウィルス対策で何かしてきたのだろうか?どこの政党か言わないが政府(与党)が全国民に無償でワクチン接種の施策を進めていたときにポスターに堂々と「○○党は全国民に無償でワクチン接種を実現します」みたいなスローガンを掲げていた。あまりに馬鹿馬鹿しいことだ。政府(与党)を批判しておきながら政府(与党)の施策にしっかり便乗しているのだ。もう、いまの野党勢力には期待も出来ない。だから、どの野党も支持率が1桁なのだろう。
秋に衆議院選挙が行われるが野党勢力は新型コロナウイルス対策を争点に与党に勝負を挑む算段のようだが、それははっきり言ってブーメランになるだろう。野党勢力がこの新型コロナウィルスに対して何か有効な施策を提案したことがあっただろうか?私の記憶が間違いなければ皆無だと思う。しかも、ここに来て野党第一政党の立憲民主党党首の枝野氏が新型コロナウィルスにおける経済対策として消費税の限定での5%減税を国会で主張したが党内で「実現不可能なことは公約にしない」とか頓珍漢な事態になっている。これでは当然ながら野党が与党に勝つなどまさに夢物語だろう。
■職域接種、当面は再開困難に 大規模接種も一部保留状態
(朝日新聞デジタル - 06月25日 17:45)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6568517
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