mixiユーザー(id:8729247)

2021年06月12日18:26

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映画「ミスター・ノーバディ」

邦訳して「誰でもない男」とかにしなくてよかったです。

いい映画だったー。
すっきりしたー。

いわゆる「パパは実はものすごく強い人」だったけど「普通になりたい」と思って
ものすごく普通(…弱いくらい?)になってたのに、
ちょっといろいろあって昔通りの活躍をしてしまう、という話。
他にもありますよね。

いったい何の組織に所属してどういう役割をしてたかは不明ですが、
米軍関係で、ヤバい裏仕事でトッププロだったのは間違いないようです。
うっかり(…)人を殺しても誰かが後始末してくれて、
警察に捕まっても担当刑事にどこかから電話がかかってくると「え?」ってなる。
イメージ的には引退したバトー(攻殻機動隊、イノセンスなど)みたいな感じ。
機械のカラダじゃないですけど。

俳優さんがいいのよ。
主人公ミスターノーバディことハッチ・マンセルは
「なんか最近顔見た?」と思ってたらなんと「若草物語」のお父さんですよ。
牧師さんのときはすごく紳士なお方にしか見えなかったのに。
このお方の肩書はコメディアンで俳優で監督で脚本家でプロデューサー。
多い。(笑

奥さんも「なんか見たことある、昔」と思ったら
「グラディエーター」のお姫様なの。
ローマ皇帝の姉、弟に「結婚してオレの子を産め」と迫られてる役。
あの時点で「ちょっと年増ですけどきれいな人」と思ってましたが。
今は、マーベルシリーズ見ている人なら、ワンダーウーマンの母親、
ヒッポリト女王でぴんとくるようです。
最初はダンナの正体を知らなかったけど、
地下室に避難(押し込め?)させられたあと、やっとでれたら
家はめちゃめちゃ家じゅうに黒覆面の死体がころがってても、顔色も変えなかった。
こういう女性を妻にするのはやはり「見る目がある」って言うんでしょうか。
新しく豪華な新居を買うとき、「この家、地下室あります?」って聞いたり。

お父さんと弟もすごいぞ。
お父さんはもとFBIのIDカードをもっているけど、ただのFBIではないようですね。
息子がロシアンマフィア組織と渡り合うことになったとき、
それまで老人ホームにいたくせにどこにしまってあったんだか、
大量の銃(でかいのばかり)をからだ中にぶらさげて助っ人にくる。
弟(あとでわかる)は、たぶんまだ現役で「ヤバい仕事」をしているらしい。
「引退」したにーちゃんに何かあると困るんで無線でときどき連絡していて、
ロシアンマフィアのとき「オレは今度は助けない」って言ったけど、
結局来た。

この「お父さん」がさー、やっぱり「なんか見たことある」だったんです。
両側に突き出た耳といい感じに丸い(ヨーダ系)頭の形がね。
そしたら「アダムスファミリー」のフェスター役だったの!
ラウル・ジュリアときょうだい役で出てくる、あのときは太ってたけどねー。
いい感じにやせて背丈も縮んで、でもにやっと笑った顔に迫力あって。
いい役者さんだよ、ホントに。

役者がいいといい映画。
だっていい役者はいい脚本しか選ばないから。
暴力シーンばっかりで血もどばどば飛ぶし死人もてんこ盛り出ますけど、
カタルシスと割り切って見れるお方にはお勧め。

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