自分で自分の容姿をたとえば「ブタ」という女芸人がいたら
それはネタ。
あくまでも芸人としての場で自分で行う芸であり、
私生活で「ブタ」と呼ばれたら名誉棄損で訴訟になる可能性もある。
この演出家がもし、くだんの女芸人と話し合って
「あなたの容姿をネタにオリンピッグというキャラを作りたい」と言えば
企画への参加を問うのだから了解をえられれば問題なしである。
ここを誤解している人がすごく多い。
自分で自分のことをブタと言っているのだから
第三者が了解なしにブタと呼んでいいことにはならない。
これがたとえばセクシータレントならどうだ?
セクシーな服装やしぐさを売りにしている女性タレントがいたとして、
オリンピック開会式でこいつをはだかにしてマラソンの最終走者を演じさせ、
はだかのまま聖火点灯させたらどうだろう?
…ものすごく問題あると思わないか?
首から下は3DCGで本人と関係ないものを映すとしても
このアイディアを本人に相談なくネットで流したら
そりゃ「本人に確認とりました?」って問題になると思わないか?
タレントさんで自虐ネタを売る人間はナンボもいるが、
その人間はあくまでも「ネタ」として演じているだけ。
どこでそのネタを演じるかは自分が選ぶ。
そこんとこを勘違いしてしまったのがこの演出家さんだろう。
演出家も一種の芸術家なので常識がない部分はあると思うが、
だからって今回のことは「ダジャレが好きで」と言って許されることではない。
一般人が「だって自分でブタって言っているからいいじゃん」と言うのもダメだが、
演出家ならなおさら、芸人のネタはその芸人のもの、と意識しないとね。
■五輪開会式責任者退任へ 容姿侮辱の演出提案と文春報道
(朝日新聞デジタル - 03月17日 17:08)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6449349
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