むかしむかしそのむかし
何やらのラジオ番組のスポンサーだったのでしょうか、ラジオから流れていた京成の歌が脳裏に刻み付けられています。
それはこのような歌でした。
♪グングン京成ズンズン京成
走る進む明日へ向かう
町だ海だ緑だ風だ
繋ぐ延びる明日へ向かう
京成〜京成〜京成〜♪
垢抜けない感じが漂いますが、社歌とかではなく、イメージソングのような物なのでしょう。
さて
先日の航空科学博物館からの帰路、芝山鉄道の芝山千代田駅まで歩いてきました。
その高架の先端がこちら。
空港建設の見返りとして生まれた三セク芝山鉄道には、以前から九十九里浜方面へ延伸構想が有りました。
しかし、利用状況を考えれば、この先へレールが延ばすのは厳しいでしょう。
なにしろこの時に私が乗った列車も、京成成田まで乗客は一桁。
先の構想に上野から九十九里浜近くまでデラックス特急…という話も聞いた気がしますが、そんなのが有ったとしても、電車で海へ行くという文化自体、既に過去の物という気がします。
実現しても、それほど使われると思えません。
コロナ禍終われば、スカイライナーはおそらく盛り返すでしょう。
しかし芝山鉄道はどんなものか。
地元の足になっているようには思えないし、芝山鉄道線区間の東成田駅までで200円、その隣の京成成田までだと京成の初乗りが加算されて460円です。
おまけにPASMOは使えません。
空港建設の見返りという面から、廃止は出来ないかもしれませんが、もう少しなんとかならないものか。
芝山千代田駅から東成田駅で下りる人は、おそらくかなり稀だと思います。
するとちょっと乗っただけで460円。
たとえ駅至近に住んでいても、地元の足になるとは考え難い。
見返りとして赤字をモノともせずに運行を続ける覚悟が有るなら、別会社にして赤字を垂れ流すより、上下分離で上だけ京成路線にして、ちはら線のような二重初乗り運賃ではない、完全に一本化した運賃体系とし、京成へ損失補填という形で資金を投じた方が良いのでは?
現状では別会社は誰の為にもならず、ひょっとしたら天下り先の確保か?と勘繰りたくなります。
この立派な高架と車両ではマニアが喜ぶローカル感も感じず、「日本一短い」というのもさほどウリにならないでしょう。
なんと言うか、「見返りの為につくったので、有る事に意味が有る…有りさえすればそれで良い」という印象です。
銚子電鉄のような一所懸命さは感じられません。
主要株主である成田空港、千葉県、日航、京成などがそれで良いなら構いませんが…
確か駅近くに延伸を訴える看板が有ったように思いますが、今回その存在に気づきませんでした。見落としかもしれませんが、撤去したのでしょうか。
そんな諸々を考えながら、先ほど出てきたばかりの航空科学博物館の案内がデカデカと有る芝山千代田駅に到着。
やがてやって来た電車に乗車、最初に着くのは東成田駅、かつての京成成田空港駅です。
先の日記に書いたように、空港特急スカイライナーは開港待ちの時期に放火されるなど、波乱続きのスタートでした。
空港特急としては、まず1978年から上野から京成本線経由で、このかつての成田空港駅まで開通しました。
現在の成田空港駅の設備は成田新幹線用に造られていたので、長らく眠り続けていたのですが、当時の石原運輸大臣による鶴の一声から、1991年から京成とJRがここに乗り入れました。
京成本線から旧成田新幹線路盤への渡り線を新たに整備しましたが、後付けですから、高速のスカイライナーが走る渡り線が速度制限がかかる分岐側となっています。
そしてかつての本線は東成田線という支線に転落。
2面4線のホームも、1面2線のみが営業しており、もう1面は未だ「成田空港」の駅名板を残したまま、消灯され留置線となっています。
営業しているホーム1面に、現在芝山鉄道が乗り入れている訳です。
そして京成本線経由ではない、成田アクセス線経由の現行スカイライナーが2010年にいよいよ登場!
長らくゴタゴタし続けた成田空港アクセスルートが、これで漸く一段落した訳ですが、ウリである在来線日本最速160km/hで走れる区間が、印旛日本医大以東のみで短過ぎ…
青砥以西の京成本線区間はともかく、北総線区間は線形も良く、設備改良すればかなりの範囲で160km/h運転出来るのでは?
内際分離の時代が終わり、羽田に国際線が来るようになった今、「成田は遠くて不便」というハンデを克服するには、出来る事はやっていかないと!
空港アクセスは、京成の生命線でもあるのですから。
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