今年の梅雨はとても長く暑くてジメジメしていました。東京の暑さは観測史上の最高気温を記録しました。地上から1.5mの日陰で観測しているので、アスファルトに近い幼児は大人よりはるかに苦しいだろう。地球はこれからどうなってしまうのだろう。地球温暖化は、地球からの熱の放出を妨げるガスが、大気中に蓄積して起きています。
温室現象は、太陽光が地球の大気に射し込んで地表に当たり、赤外線エネルギーと熱に変わり、熱が立ち昇り、大気中の二酸化炭素などの気体を直撃して、気体分子を振動させ気体分子が反射板の役割を果たし、熱の一部を地表に送り返すので温室効果が生まれます。
二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスは、毛布のように地球をくるんでいるおかげで、太陽光によって生まれた熱が地球にとどまり、生き物が繁殖するのに適した環境が出来ていると言います。
工業化時代に入るまでは、温室効果ガスは安定しており、地球の気温に大きな変動はなかったのですが19世紀から20世紀にかけて、石炭に、続いて石油や天然ガスが大量に燃やされたことで、その均衡が破られたのです。毎年、夏は記録的な暑さが続いています。文明社会の生み出した地球温暖化の影響で、年々、都会の暑さは異常です。
都心に出るとサラリーマンたちは、この暑さの中でさえ、背広にマスク姿で、アスファルトの照り返しに耐えながら仕事をしています。また、外では倒れるほどの暑さだというのに、会社の中ではOLたちが、体を冷やしてクーラー病にかかりながら、膝掛けをし、カーディガンを着て仕事をしています。
人間の手によって自然の摂理が破壊されつつある今、その報いを我が身が受けることを恐れながらも、自分にはどうすることも出来ないのです。世間の常識の言いなりとなって、この異常な生活に耐えています。誰かがこの悪循環を解決してくれることを、ただ受け身になって、じっと待つのみです。 だが、この問題を少しは解決できるのです。
難しくしているのは、世間の常識に呪縛されてしまった心です。少しの解決策としては、どのような場所であっても、熱帯の国々と同じように、昔の日本がそうであったように、夏は背広にマスクではなくて、ワイシャツして適度にマスクは外すのです。ただこれだけでも、効果があるではないですか?
営業でお客様に会う時に、誠意が示せないというのなら、会社として、「地球温暖化防止のために当社は開襟シャツです」と、環境問題を考える良識的な企業であることを、アピールするのです。一番良いのは国策として、本気で取り組むことなのですが。
国会も開襟シャツ、TV局のアナウンサーも、茶髪を許すくらいの寛容性があるのなら、開襟シャツでニュースを読めば良いのです。もしこれを実行すれば、その効果が数字として表れるはずです。だが、それが出来ないのは、これまでに人々が作り出してしまった世間の常識に、心が完全に縛られているからです。
日本の風土を考えれば、この常識の方がよほど理不尽なものです。サウナのような環境で、マスクに背広を着て仕事をすることも、真夏にエアコンをかけて、寒いからと服を着込むことも、異常であることは容易にわかるはずです。
最近の企業では、来客者に対してもノーネクタイでのご来社下さいというのが増えています。銀行関係の方は最初戸惑っていましたが、毎年、恒例になっていますのでくつろいだ状態でお仕事しているのを拝見しています。協会関係も役員会では私は率先してワイシャツだけでホテルに行きますが逆に冷え過ぎで真夏に震えました。困ったものです。
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