小泉&竹中の進めた新自由主義の結果、格差は広がり一
億総中流社会は破壊されたと言っても良いだろう。努力
した人が富を得て、努力しなかった人が富を得ないとい
う理屈は一見正しいように見える。しかし、実態は違う。
要領よく”だけ”生きた人が富を得て、正直に努力した人
が富を得ないという気がしないでもない。昔も要領よく
”だけ”で出世したりする人はいたが、一方で一定レベル
で努力したらそれなりに報われた時代でもあったと思う。
しかし、小泉&竹中の進めた新自由主義=成果主義のせ
いで要領よく”だけ”で”みせかけの”成果(他人の成果を
横取りなど)を出している人が評価されて富を得ている
の対して、努力はしたが残念ながら成果が出ない(もし
くは成果を横取りされた)人が富を得られなかった感じ
がする。今は問題視になっているがパワハラなんかが良
い例だ。部下を叱責しまくり成果を出させるがその成果
は自分のものにして上に報告して部下の評価はしない
(させない)という構図である。本当にそのときについ
た上司の資質で人生左右されてしまった人も多いだろう。
新自由主義は否定しない。しかし、行き過ぎた成果主義
はこのように成果の強奪も起こしてしまった。結果、格
差が広がったのではないかと思う。良く貧困者を自己責
任と言う方々がいるが確かになかには言い方が悪いが労
働意欲の欠如や能力が非常に劣る方々もいるのでそうい
う方々は自己責任とは言える。しかし、たまたま所属し
た組織で先のようなパワハラ上司などの下についてしま
い、過重労働で体壊して戦線離脱を余儀なくされてしま
った人たちは自己責任と言えるだろうか?むしろ真面目
な分、利用されるだけされて潰れたらお払い箱である。
そんな方々が社会復帰できないで貧困化してしまってい
るのが今の社会だろう。氷河期世代なんかもう自己責任
ではない。自己がどう努力してもどうにもならない時代
だった。記事の老人たちは氷河期世代ではないが間違い
なく貧困層であろう。しかし、本来入所=刑罰のはずの
刑務所が「「衣食住」を保証してくれる場所」になって
いるのは本末転倒ではある。簡単に言えば社会にいるよ
り刑務所にいる方がマシだということだ。これがやはり
根本的な問題である。出所しても人並みの生活が維持で
きない。だから、軽犯罪を犯して刑務所に入る。この繰
り返しである。これでは刑務官がほぼ介護士になってい
るのではなかろうか?方法は乱暴な言い方だがふたつに
なる。ひとつは刑務所を”快適”にしないこと。「こんな
ところにいられない」と受刑者に思わせないといつまで
経っても戻ってくるからだ。ただ、高齢者になると純粋
に仕事に従事することもできなくなるからどうなのかだ。
もうひとつは刑務所より過ごしやすいと思わせる社会に
すること。記事の中にもあるが出所者の社会復帰をサポ
ートする保護会の存在が必要不可欠であるが地域住民の
反対もあってなかなか機能していないようだ。確かに理
想としてはあるべき施設だがいざ自分の住む地域に開所
となるともろ手を挙げて賛成する人は少ないだろう。
やはり前科者には偏見の目がつくからだ(当たり前だが
それが刑でもあるからだ)。安易に刑務所へ入ることを
選ぶ老人層が悪いのかそれとも格差社会で貧困化した老
人層を生み出した社会が悪いか。それともその両方か?
いま現役世代の人も他人事ではない。いまの時代何が原
因でいきなり貧困化するかわからない。事実まさに今、
新型コロナウイルスの影響で倒産が相次いでいるからだ。
「明日は我が身」である。
刑務所に衣食住を求めて犯罪をくり返す老人。急速に「福祉施設化」する刑務所の実態
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=140&from=diary&id=6106178
ログインしてコメントを確認・投稿する