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2020年05月16日16:10

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プレーム兄貴、王になる(Prem Ratan Dhan Payo)

 「バジュランギおじさんと、小さな迷子」などで知られるインドの国民的スター、サルマーン・カーンが主演を務め、イギリスの名作古典小説「ゼンダ城の虜」をもとに、ひょんなことから王子の替え玉になった貧乏役者の奮闘を、豪華絢爛な歌とダンスを盛り込みながら描いたハートウォーミング・マサラムービー。面倒見が良くて曲がったことが大嫌いな下町の貧乏役者プレームの願いは、憧れのマイティリー王女に会うこと。ある日、王女が婚約者ヴィジャイ王子の王位継承式に出席すると知り街へ繰り出したプレームは、王子の家来にスカウトされる。なんと王子は継承者争いの暗殺事件に巻き込まれて意識不明となっており、しかもプレームは王子に瓜二つだったのだ。4日後に迫った王位継承に向け、プレームは王子の替え玉に仕立て上げられることに。しかし異母兄弟だらけで複雑な関係の王家の弟妹も、婚約者マイティリー王女も、尊大で頑固な王子に心を開いてくれない。はじめのうちは言われるがままに王子を演じていたプレームだが、次第に下町育ちの本領を発揮し、真っ直ぐな心で周囲の人々の頑なな心を溶かしていく。共演に「パッドマン 5億人の女性を救った男」のソーナム・カプール、「ホテル・ムンバイ」のアヌパム・カー。(映画.comより)







 兵庫県三宮で、3月にあったインド映画(未公開なので邦題なし)の特別上映を見に行って、それに合わせてたかどうかはわからないけれど、同じ劇場でインド映画が公開されていたので、ついでに見た作品。3時間近い上映時間だったけれど、内容はいたって普通〜の豪華絢爛インド映画でした。熱意と理想はあってもなかなか治世がうまくいかない王子と、地方のドサ役者が瓜二つで入れ替わる、な〜んていうのは手垢のついたお話ですが、これが美男美女と豪華絢爛なダンスとで披露されると、なんとなく見れてしまうんですね。建物や調度品、登場人物の衣装まで、とにかくまばゆいほどの豪華さ。浮世離れしていて、まさにザ・娯楽。いくらインド映画でも、ここまでの華やかさって、久しぶりかも。きれいでしたね〜。

 主演のサルマンや王女役の女性もよかったけれど、個人的には兄貴の役者仲間を演じた俳優ディーパク・ドブリヤルが出色でした。サルマン兄貴が替え玉になっている間は、老けメイクをして監督?導師?よくわからないけれど、そんな役を演じるんですが、これがぴったりハマって、とてもいい味を出してました。若いのに。うまい!なんか、今を時めくディエゴ・ルナにこんな役があったかな、と思いました。なんという映画だったか思い出せないけれど。

 唐突に行われる男女入り混ぜたサッカーゲームなど、意味不明な展開も多いのですが、とにかくハッピー。ただ個人的には、文化の違いはあるのかもしれませんが、大人が、子供同士の不可抗力によって起きたハプニングで子供を責め立てたり、いくらそれまで仲良くやってたからと言って、最初から第二夫人あるいは第三夫人であるのはわかっているのに、待遇の差を根に持っていたり、またそれを「母はつらい思いをした」といって娘がずっと引き継いで恨んでいたりするのには驚きました。女として、恨み続けたまま死んでゆくなんて辛すぎるし、娘だって若く有能で、なんだってできるのに。まぁ文化的価値観が違うんでしょうし、自分だって新しいことにチャレンジしてるかと言われれば、そんなことないから偉そうなこと言えないけどね(-_-;)。

 サルマンの不必要にいかつい体に笑ってしまいました。ボディビルダーじゃないんだからさ(笑)。映画見た後の女子トイレで、知らない女性も「ムキムキすぎるよな」と言ってました。やっぱみんな思ってたんだな〜。

 目にもまばゆい王の世界、楽しめました。根っから悪い人、いなかったし。長い映画が苦痛じゃない人には、おすすめです。



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