mixiユーザー(id:8729247)

2019年12月23日13:31

410 view

誰かの死を待たず移植が受けられる

今の移植医療は、「材料」がヒト臓器、つまり誰かの臓器だ。
腎臓のように2個あれば片方を他人に移植、も可能だが
ひとつしかない臓器を取り出せば子宮以外は生命にかかわる。
この「子宮以外は」は産婦人科的にはけっこうなポイントなんだが、
まあ今回はおいといて。
で、すい臓だが、すい臓機能がイカレてしまう疾患はいくつかあるけれども、
やはり有名度が高いのは「糖尿病」ですよね。
すい臓のインシュリンを作る細胞が機能を失ってしまう。
インシュリンがないと血糖が限りなく上がるので、糖尿病性昏睡で死んでしまう。
…たまーに、新興宗教なんかで子の糖尿病を直そうとしてインシュリンを自己中断し、
子を死なせてしまう親、の事件が報道されますけどね。アレですよ。
インシュリンは生きていくのに絶対に必要な物質ですから。
で、注射薬があるからまだいいけど、1日2回とか3回とか
自分で自分に注射するのは大変なのは言うまでもない。
自分の体内のインシュリンなら血糖値に合わせた自動調整がされるので、
血糖値を下げすぎて低血糖でたおれることもないしね。
でも、すい臓は人間ひとりにひとつしかないので、もし移植できるとしても
自分と遺伝子型の合う誰かが死ぬのを待つしかない。
待ってるうちに自分自身が糖尿病合併症で移植手術不可能になるかも。
(網膜障害による失明と腎機能悪化の結果の人工透析は有名な合併症)
もし、人間と内臓の大きさが似ているブタさんの体内で人間のすい臓が作れたら
豚肉絶対食べないイスラム教徒はとにかく、日本人なら問題なし。
(日本人でムスリムの人ごめん、でも少数派のはず)
おそらくブタ受精卵の段階で遺伝子組み換えをするのではないかと思うので、
実際にブタが生まれて育ってすい臓細胞の生検をしてみないと
本当にヒトすい臓になっているかどうかはわからないと思うけどね。
もしかしたら全すい臓の数%しかヒトすい臓にならないかも。
でももしこの研究が成功したら、自分の遺伝子を組み込んで
「自分の細胞でできたすい臓」が入手できるわけだ。
自分の細胞なんだから拒絶反応なし、免疫抑制剤を一生飲むことも不要になる。
ブタさんには申し訳ないが、がんばってほしい。

■ブタ体内で人間の膵臓作製へ=明大の研究計画を了承―文科省
(時事通信社 - 12月23日 12:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5912534
37 5

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年12月>
日 月 火 水 木 金 土
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    

最近の日記

もっと見る