書こうと思って忘れてた。
主人公三人(探偵と探偵助手と美少女)がバスで屍人荘に向かうとき、
田舎バスでがらがらなんだけど、一番後ろの席にばーさん座っているのね。
ほっかむりした背中の曲がったばーさんなんだけど、
3人があれこれしゃべっているのに小さい声でこんな独り言を言っているの。
「おりんでごぜぇます、おしょうやさまのところにかえってましりました、かわいがってつかぁさい」
これって「悪魔の手毬歌」だろ。
知らない人は知らない。
この物語の実質主人公の神木くん。
いやーちゃんとした役者になってよかったですね。
ワシがはじめて見たのは「サバイブスタイル5」という映画で、
「お父さんがマジックでハトになってしまった」家の息子役。
マジシャンはお父さんに催眠術をかけたあと舞台で殺されてしまい、
催眠術が解けなくなってしまう。
しゃがんで「ぽぽー」と鳴きながら歩き、オーブンから鶏の丸焼きが出てくると怖がる。
高いところから飛び降りて空を飛ぼうとする。
神木くんは紆余曲折ののち、「お父さんがハトでもいいじゃん」と全面的に受け入れる・
するとなんと、お父さんは空が飛べるようになって…と、物語は続くのですが、
このときの神木君はもう、神がかり的な美少年でした!
将来大人になってほしくない!と思うような。
その後もときどき見かけましたが、成長に従ってえらが張って横長な顔になり、
美少年とはもう言えないなー、どう勝負する?それとも引退?
と思ったのは「だるまさんが転んだ」という映画のときだったかな。
この映画もまた、でっかいだるまが突然出現して
だるまさんがころんだをはじめて負けた人間をばしゅばしゅ殺すというすごい中身だが、
まあそれはいいとして。
で、今回の映画で「ああよかった、これでちゃんとした役者としてやっていけますね」と
心の底から思いました。
だって面白いもの。
美少年の片りんも残ったし、他の役者さんじゃ出せない味が出てきているもの。
そういうわけで、もう一度見てもいいかな劇場で。
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