■ナショナルズ、4勝3敗で初の世界一! アストロズとの”外弁慶”シリーズ制す
(ベースボールキング - 10月31日 13:04)
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今年、2019年のMLBのWorld Series、National Leagueを制したWashington Nationalsが4勝3敗でAmerican Leagueの覇者Houston Astrosを退け、球団創設51年目(前身のMontreal Expos時代を含めて)にして初めてのWorld Championに輝くと言う結末で幕を閉じましたね。レギュラーシーズン107勝55敗のぶっちぎりの好成績でAL-Wを制し、ALDSでRaysを、ALCSでYankeesを退けて初制覇だった一昨年(2017年)以来2年ぶりの進出を果たしたAstrosに対し、Wild Cardからの勝ち上がりで1試合のWild Card MatchでBrewersを制し、NLDSでDodgersを、NLCSでCardinalsを退け初めてWorld Seriesに進出したWashington Nationalsと言う半ば意外と見られた顔合わせで、片や21勝で300奪三振のJustin Verlander、20勝で326奪三振のGerrit Coleと言う先発投手の"二枚看板"を擁し、George Springer、「小さな大打者」と言われるJose AltuveにArex BregmanやYuli Gurrielなどの強力打線を誇るAstros、片やAnthony Rendon(126打点)、20歳のJuan Soto(110打点)の100打点超えコンビを擁する打線、そしてリーグ最多勝(18勝)のStephen StrasburgにベテランMax Scherzer、Anibal Sanchez、左のPatrick Corbinの強力先発投手陣のNationalsと言うそれぞれの"投打の主役"がどのような活躍を見せるのか、興味が尽きない感じでしたね。
そのWorld Series、Astros地元Minutes Made Parkで始まった第1戦はNationalsがAstros先発のGerrit Coleから5回までに5点を奪って先勝、第2戦もAstros先発Justin Verlanderを打ち崩したNationalsが連勝して舞台がWashingtonに移り、地元Nationalsが勢いを維持するかに見えましたが、第3戦ではAstrosが小刻みに点を重ねて一矢を報い、Astrosが第4戦でルーキーのJose Urquidyを立ててNationalsを1点で抑えて2勝2敗とし、第5戦でGerrit ColeがNationalsを7回1失点に抑えて敵地で王手、地元に帰っての制覇に期待を持たせましたが、第2戦で6回を2失点、7奪三振に抑えたStephen Strasburgが9回途中までAstrosを2失点に抑えて粘って3勝3敗のタイに持ち込み、今日(日本時間)の第7戦では首の痛みで第5戦の先発を回避していたMax Scherzerが5回2失点と粘投し、6回からはこのポストシーズン調子がいまいちだったPatrick Corbinが無失点で繋いで4点のリードをDaniel Hudsonが守り切って、Nationalsが敵地Houstonで球団創設以来初のWorld Championを決め、記事でも報じられているように第1戦から第7戦まですべてビジターのチームが勝利すると言う史上初の展開でWorld Seriesは幕を閉じ、2試合で好投したStephen StrasburgがMVPを受賞。首都Washington D.C.のチームとしてはかつての1933年のWashington Senators(第一次。現在のMinnesota Twins)以来86年ぶりのWorld Seriesであり、ここを地元とするチームが制覇したのは同じSenatorsがNew York Giantsを4勝3敗で退けた1924年以来95年ぶりとなりました。
それにしても、どちらが制覇してもおかしくないような息詰まる熱戦が続いた今年のWorld Seriesですが、若いJuan SotoをベテランのHowie Kendrickやチーム生え抜きのRyan Zimmermanらのベテランが支えるように脇を固めるNationalsの打線の勢いがAstrosを上回ったと言うことなのか、左投手を一人もベンチに入れなかったのがマイナスに作用したAstrosと言うことなのか、何とも劇的なシーンの多いシリーズとなった印象がありますね。見方を変えれば「ホームの観客に勝利の喜びを与えることができなかったWorld Series」と言われそうな気もしますが、Donald Trumpが観戦して大ブーイングを浴びたり、バスト丸出しでMLBから試合観戦禁止を通告された女性とか、様々話題にこと欠かないWorld Seriesとなりましたが、一足先に行われたNPBの日本シリーズがあっさりした展開に終わった後なので、余計に楽しめたWorld Seriesだったと思います。
Expos時代からの念願だったWorld Series制覇を果たしたNationals、本当に「おめでとうございます」と言いたいですね。
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