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2019年09月16日16:23

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7番房の奇跡(Miracle in Cell No. 7)(7번방의 선물)

 無実の罪で投獄された知的年齢6歳の父親と幼い娘に起きる奇跡のような物語を描き、韓国で大ヒットを記録したドラマ。もうすぐ小学校に入学する少女イェスンは、子どものように無邪気な父ヨングと2人で、貧しくも幸せな毎日を送っていた。ところがある日、ヨングが女児を誘拐・殺害したとして逮捕されてしまう。ヨングが収監された7番房の仲間たちは、彼とイェスンを会わせるためにある計画を思いつくが……。「王になった男」のリュ・スンリョンが、娘を愛する父親役を熱演。(映画.comより)

<2017年6月28日 netflix鑑賞>







 話の骨子は「アイ・アム・サム」と似ています。知能が低くとも、娘を深く愛している父親と、父親の面倒を見る賢い娘。娘の年齢が父親の精神年齢にもうすぐ到達するのも「I am Sam」に同じ。ただ違うのは、今回の父親は犯罪の濡れ衣を着せられること。そんな理不尽な!はっきり言って失礼ですが、人の言うこともろくに理解できないような男に、なんの機会も与えず罪を着せるなんて。罪を犯す才すらないことは、誰の目にも明らかです。ヒドい国ですねぇ。亡くなった少女の親(警察庁長官)の、犯人を許せない気持ちはわかります。でも、こんな男を無理やり犯人に仕立て上げて、果たして復讐したと言えるのでしょうか。ちょうどそこにいたかもしれません。が、罪の成立が無理やりすぎます。

 がしかし、話の骨子はそこではありません。収容された7番房の面々と、この父娘との交流が話のメインです。現実的に考えて、刑務所の房に子供を潜入させるなど、いくら韓国でもあり得ないとは思います。が、そこは映画ですから、罪人と言えども人間味あふれるおじさんたちと、かわいらしい少女、そしてつい彼らに情が移り、彼の罪について調べ始める刑務所課長とのお話が展開されていくのです。

 7番房のメンバーのリーダー格を演じるオ・ダルス。彼は「国際市場で逢いましょう」に出演し、コメディリリーフとして存在感を発揮していましたね!あるシーンで爆笑したのを覚えています。今回も”実は字が読めない”リーダーを人情味たっぷりに演じていて、魅力的でした。あまりハンサムではない、この風貌がいいんでしょうね。もちろん、少女に教えてもらって字は読めるようになります!

 と、なんだかんだ書きましたが、実はハッピーエンドではありません。でも、「人間も捨てたものではないんだな」と思わせてくれる仕上がりで、悲しいながらも心洗われます。お勧めです。

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