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2019年09月12日05:39

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戸塚ヨットスクール事件

問題少年たちをスパルタ式に行き過ぎた体罰で訓練生が死亡した事件です。犯人は、戸塚宏と他コーチ15人です。逮捕理由は、傷害致死、監禁致死です。1982年12月12日、愛知県戸塚ヨットスクールで訓練生の中学1年生Nくんが、戸塚宏校長やコーチらに竹刀やヨットのオールなどで暴行を加えられ死亡した。

それ以前にもHさんが暴行により死亡し、MくんとSくんは、合宿の帰りに体罰を恐れ、フェリーから海に飛び込んで行方不明になっていた。1983年6月13日、戸塚とコーチら15人が逮捕された。一般児童・青少年向けのヨットスクール・戸塚ヨットスクールにおいて訓練生の死亡・傷害致死・行方不明といった事件です。

1980年代を通じてマスコミに取り上げられ、スクールの方針が教育的な体罰というより過酷な暴行だったことが明らかになりました。1982年に起きた少年の死亡に関し、警察は当初は過ぎた体罰による事故と見ていましたが遺体から無数の打撲・内出血の痕跡・歯2本の損壊などが確認された事から、傷害致死の疑いでスクール内を捜査しました。

その後、指導員が舵取りのための道具で少年の全身を殴打し、その後ヨットでの訓練を続けていたことがわかり、組織ぐるみの犯行として校長を含む関係者が逮捕され、他の死亡事件についても起訴されました。

1992年7月7日、名古屋地裁は戸塚宏、コーチらに対して傷害致死罪を認定。戸塚宏に懲役3年、執行猶予3年(検察側の求刑は懲役10年)、コーチらに懲役1年6ヶ月から2年6ヶ月、執行猶予2年から3年を言い渡しました。これに対して、検察側と戸塚、コーチら6人が双方で控訴。

1997年3月12日、名古屋高裁は「訓練は人権を無視。教育でも治療でもない」として一審判決を破棄し、戸塚宏に懲役6年、コーチ3人も実刑の判決を下しました。戸塚らは即日上告。

2002年2月25日、最高裁は二審判決を支持して戸塚宏の上告を棄却。これで戸塚宏の懲役6年とコーチ陣ら起訴された15人全員の有罪が確定しました。2006年4月29日、満期で戸塚が出所、今後もヨットスクールを続ける意向を語りました。

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