難しい問題。
乳房が女性の身体では大きな意味を持つことは理解できる。
そもそも胸の大きい人は身体の外見が変化してしまい、
これまでの服が着られなくなるし、
胸が小さくても、気にならないと言えばウソになるだろう。
「女性の美しさの原点のひとつだから」だろうね。
まあここで「女性美」の原則論を展開するつもりはないので
インプラントの話をすると、
そういうわけで乳房を失ったお方が再建を希望するのはムリないことながら、
「生命維持に不要な手術」の結果、悪性リンパ腫という病気、
あえて言えば「生命維持に関する病気」にかかるっていうのは、
女性としてでなく医師として、なんか矛盾してないか?と思う。
人間の身体にメスを入れるというのは最後の手段で、
あだやおろそかでやっていいものでない。
そうしないとこの人は死ぬ、と思うから仕方なく選択するんであって、
してもしなくてもいいけど本人が希望するならします、ってのは
美容整形だ。
その、本人の意志である美容整形ですら、希望した目と違うだのと文句が出ることがある。
生きるか死ぬかの場で手術しかない、となれば
結果に何があっても「まあ命助かったから」でなんとか納得することも可能だが、
やる必要が絶対にあった、んじゃない手術をして、その結果の病気で死んだら
いったい何のために乳がん手術したの?
死にたくなかったからじゃないの?
って医者じゃなくても言いたくならないか?
なんでもそうなんですけどね、新製品って発売されて数年とか
数十年とかたたないと使い心地とかわからないことがあるのよね。
このインプラントもけっきょく、そういうものだっただけ。
使い心地が悪い、が「悪性リンパ腫で死ぬ」という最悪の結果になっただけで、
このインプラントが開発され売り出されたときにはまだわからなかった、
というだけのことなんだね。
亡くなった方々には気の毒だけど、自分の希望で受けた手術ですから
なんだか気の毒と思っていいんだか、バカなことしなきゃよかったね、と言えばいいんだか
わからなくなる。
■人工乳房でリンパ腫、33人死亡 メーカーが販売停止
(朝日新聞デジタル - 07月25日 19:44)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5721827
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