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2019年02月06日05:57

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過去のワールドカップを振り返る

ワールドカップ予選、日本VSオマーン、ロスタイムでようやく1点を入れて勝てた。 この興奮は、過去のワールドカップが脳裏に蘇ってきます。負けたトルコ戦の後、赤いトサカ頭の戸田が泣いていました。 若い市川はしゃくりあげ、トルシエから肩を抱かれていた。

中田は、敗戦後、先頭に立ってグラウンドを回り、声援を送ってくれたサポーターに、優しい表情で感謝の意を表していました。共同体の内部は、甘えに通じる赦し合いがあり価値観や喜びを共有します。 ワールドカップで、多くの日本人が同じ喜びを体験しました。

トルコ戦に負けた後の日本人が共有した空しさは、サッカーの日本の戦いを見て、同じ喜びをする機会が消え、日常の世界に戻ることの欠落感からくるのではないのであろうか?ワールドカップ、日本人の同じ喜びを分かち合う繋がりの仮想共同体は、淡く消えました。

あの感動は心底凄かったと思います。柏、新宿、渋谷、では、「ニッポン!!ニッポン!!」の合唱が起こりました。多くが若いフリータ世代だった。この国は何でも揃っている、希望を除けば、学校でも家庭でも職場でも、恐らく、心底から同じ喜びの経験はなかったのだと思う。それがまだ、自分の心に消えていないことが、解ったのではないでしょうか?

私もその一人でした。サッカーを初めて見るという一人暮らしの老人がテレビで語っていました。 サッカーのルールは解らないけど、一緒の喜びを分かち合えることが素晴らしいと。その前のワールドカップ・フランス大会では、日本は勝ち点ゼロでした。

敗れ去る時、日本人サポーターがスタジアムのゴミを拾って綺麗にして帰りました。自国が負ければ荒れ狂うサポーターに慣れている西欧のマスコミは驚いた。普段は部屋の掃除すら出来ないであろう若い世代が海外で自主的にスタジアムのゴミを拾って帰った。

素晴らしい行動です。こうした若い世代が何時の間にか育っているのです。それに比べ、今の親父どもは歩き煙草をしてポイステをするモラル・マナーが欠けている人間です。若者に道徳を教えなくてはならない親父たちが逆に見習うべきだと思います。

私は日本選手に、深く感謝します。人間的な誇り、これこそ我々が出会う価値で、至上的なものではないでしょうか。 日本人が忘れていたもの、それは排他的ではない、自尊と誇りではないでしょうか。平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼し、同時に日本人としての誇りを持つことも大切だと感じたドラマでした。

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