■御嶽海、痛すぎる初黒星 左ひざを負傷し病院へ
(朝日新聞デジタル - 01月18日 19:42)
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大相撲一月場所六日目、横綱白鵬は前頭3枚目の正代に両差しを許しながらも巻き替えから前に出て寄り切りに仕留めて全勝を守り、大関高安は好調の前頭2枚目錦木を寄り切りで制して3勝3敗の五分に戻し、大関豪栄道は前頭3枚目の松鳳山を寄り切りで退け4連敗から連勝。昨日逸ノ城の寄り切りに屈した横綱鶴竜が古傷の右踵の痛みが再発し「右距踵関節損傷、右踵骨骨挫傷により約2週間の加療を要する見込み」との診断書を提出して今日から休場(北勝富士が不戦勝)したため、土俵に上がった上位陣が揃って勝った展開となりました。
昨日(五日目)の時点で全勝だった横綱白鵬、小結御嶽海、前頭6枚目阿武咲、前頭8枚目魁聖のうち、白鵬と合わせて阿武咲は前頭4枚目の隠岐の海を押し出して全勝を守りましたが、魁聖が前頭11枚目の佐田の海に良いところなく寄り切りで敗れ、小結御嶽海が同じ小結の妙義龍を右で叩いて呼び込んでしまい、押し出しに屈して一敗に後退しましたが、土俵下に落ちた際に左膝を押さえて立ち上がれず、車椅子に乗せられての退場となりました。どこかを打ち付けて痛めた訳ではなく、テレビ解説の舞の海秀平(元小結)も土俵下で審判長を務めた阿武松審判部長(元関脇益荒雄)も八角理事長(第61代横綱北勝海)も「どこで怪我したのか分からない」と揃ってコメントしたように、およそ膝を負傷するような展開には見えなかった一番でしたが、師匠の出羽海親方(元前頭2枚目小城乃花)曰く「(土俵際で)残った時に左膝を痛めたと本人は言っている」とのことで、館内の診療所で診療を受けた後、精密検査を受けるために別の病院へと向かったとか。
小兵の軽量力士だった舞の海は、自身には経験がないとした上で「このところ体重が増えたが、身体を作るために無理に体重を増やしたつけが回ったのでは」との趣旨でコメントしていますが、一方で阿武松審判部長が「立ち合いから押していけなかった。アレッと思った瞬間、力が抜けたようだった」と振り返り、八角理事長も昨日までとは違う状態にあったと感じたようで「安全に取りたいという気持ちが強かったのかな。(上体が)浮いて引いてしまった。動いて取る人は受けられないから下と取る時は難しい。思い切って攻めるといなされる、という恐怖心があるから難しい」とコメント、小結として上位戦を早めに消化して以降、下位力士と当たるようになってからの土俵に臨む上での精神的な整え方の違いを指摘していたようです。
昨日までの序盤5日間の内容も良く、賜杯レースの主役となると見込まれていた御嶽海ですが、明日から休場に追い込まれる可能性は高く、まだまだ「磐石の土俵」とはいかない白鵬にしても阿武咲にしても、今場所の賜杯レースを誰が引っ張るのかがさらに読めない展開になったと思いますね。
その他。好調の碧山は大栄翔を叩き込みに仕留め、新入幕の矢後は琴恵光を寄り切りで制し、千代の国も琴勇輝を叩き込み、一敗グループを形成していますが、先場所の覇者たる関脇貴景勝は栃煌山に苦し紛れの一本背負いを試みるも後ろに付かれて送り出しに屈し、痛い2敗目となりました。
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