■稀勢の里「土俵人生、一片の悔いなし」 涙こらえて会見
(朝日新聞デジタル - 01月16日 15:56)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5458726
「第72代横綱稀勢の里寛の引退」が一大ニュースとなった大相撲一月場所四日目、横綱白鵬は前頭二枚目北勝富士に左に往なされ土俵際詰まって右足一本で突き落して軍配を貰うも同体ではないかと物言いとなり、協議の末に軍配通りの突き落としとなって上位陣唯一の全勝を守り、二連敗の横綱鶴竜は小結妙義龍に右で往なされる展開になりながら押し出しで制し、昨日稀勢の里に引導を渡す寄り切りの一勝を挙げた前頭筆頭栃煌山を突き出しに仕留めた大関高安とともに星を五分に戻しましたが、大関豪栄道が前頭筆頭逸ノ城を攻めきれずに長い相撲の末寄り切りで敗れ、大関栃ノ心も関脇玉鷲の押し出しに屈して揃って初日から四連敗となりました。
この記事の主題である記者会見は、NHKのテレビ中継が中入り後の取組の大翔丸と琴恵光(引き落としで琴恵光)、豊山と大奄美(押し出しで豊山)の二番を放送せずに「ニュース」を割り込んでその引退会見を取り上げると言う異例の対応を示したほどの重大ニュースと扱われましたが、時に涙を見せながら「横綱として、みなさまの期待にそえられないのは悔いが残りますが、私の土俵人生において一片の悔いもございません」と語った稀勢の里改め荒磯親方の表情を見て、ホッとしたような印象ではなく、頭の中に何があるのかがわからないような印象を感じました。眼にも輝きのようなものが感じられず、引退するとこうなってしまうのかと思わせるような感じでしたね。ま、横綱になったプロセス自体がどこか異質な感じを受けたものでもありますが、横綱在位12場所(今場所まで)中皆勤は新横綱の平成29年三月場所(13勝2敗で優勝)と平成30年九月場所(10勝5敗)の2場所のみ、全休が4場所あって横綱として今日の不戦敗まで36勝36敗97休と言う成績に終わったこの横綱の"退場"を機に、大相撲を観る側も頭を切り替え、新たな"中心的存在"を誰に求めるのかに主眼を置いた方が良いと思いますね。
さて、この稀勢の里の引退について、日刊スポーツが
https://www.nikkansports.com/m/battle/sumo/news/201901160000596_m.html
のような緊急世論調査を行っていますが、引退の是非について賛成80.1%、反対19.9%。また引退時期に関しては遅いが50.4%、ちょうどいいが27.8%、早いが21.8%と言う結果であり、NHKや民放各局の夕方のニュースが大々的に、「残念なニュース」と殊更に取り上げる中、理由はともあれ厳しい見方が大半であるのが興味深く、マスメディアの指向ほどは好意的ではないのが窺える結果となったと思います。
その他。四日目には勿体ないくらいの好取組となった関脇貴景勝と小結御嶽海の三連勝同士の一番は御嶽海が立ち合いから右差し、押っつけからハズ押しで貴景勝を寄り切りに退け、巨漢の魁聖も大栄翔を押し倒しに仕留め、十両の安美錦を突き出した千代の国とともに四連勝としましたが、好調が伝えられて三連勝だった碧山は阿武咲を右からの叩きで土俵下に沈めましたが、物言いがついて碧山が阿武咲の髷を掴んだと判定されて反則で阿武咲の勝ちとされ、幕内の全勝は横綱白鵬、小結御嶽海、平幕の錦木、魁聖、阿武咲、千代の国となりました。稀勢の里に不戦勝の錦木は明日の結びで横綱白鵬と対戦、全勝同士の好取組となりますね。
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