何年も前に読んだこの本
富山県を流れる黒部川には幾つものダムが有ります。
別名黒三ダムとも呼ばれる仙人谷ダム建設時の苦心を、実話に基づき描かれた話です。
日中戦争が長期化する中で、電力需要の増大に応える為に工事が急がれました。
しかし、宇奈月温泉〜欅平間こそ専用軌道が有りましたが、その奥は人跡未踏の深山であり、急峻な谷に刻まれた水平歩道&日電歩道を命懸けで歩かねばならないような場所でした。
そして、資材搬入の為に欅平から軌道を延長するには、極めて急勾配となる為、山の中をくり貫いて大型のエレベーター(貨車2両分)を設置し、登った先から軌道が整備されたのです。
その高度差なんと200m!
エレベーターより下が下部軌道、上が上部軌道と呼ばれ、下部軌道が現在黒部峡谷鉄道として一般営業していますが、上部軌道は関電関係者しか利用出来ない専用軌道です。
この辺りは地熱が非常に高い為、トンネル掘削時にはダイナマイトの自然発火で何人もの作業員が亡くなり、更に積雪期には泡(ほう)雪崩により作業員宿舎が対岸まで弾き飛ばされるなど、多くの犠牲を出して漸く完成しました。
さて
2011年、その高熱随道を望む黒部を歩きに行きました。
早朝(寝坊しましたが)に黒四ダムを発ち、阿曽原温泉で一泊、翌日欅平まで下るという行程です。
その際、仙人谷ダムの辺りで冬季歩道というトンネルを抜けるのですが、この途中で交差するトンネルにはレールが敷かれていました。
そう、冬季歩道は上部軌道と交差しているのです。
やはりこの辺り、モワッとした熱気を感じます。
これが名高い高熱随道か…
いつか上部軌道をもっと見てみたい…
そんな事を思ったものです。
そうした事も半ば忘れかけていた先日、この上部軌道見学ツアーを見つけました。
http://kurobe-panorama.jp/?gclid=Cj0KCQjw0dHdBRDEARIsAHjZYYCdiZFbOl0UzJzu9IUs6a-guid8sr6felXwqpLLOEnTZefGHt3HHikaAvKmEALw_wcB
おぉぉぉっ
これは何としても行かなくては!
早速申込ε=( ̄。 ̄ )
1日に4便有るようですが、一番遅い便でも当日東京発では間に合いません。
魚津で前泊です。
こちらの予約も済ませました。
いや〜
これは楽しみ過ぎます♪ヽ(´▽`)/
こうなると、いつかは国交省の立山砂防専用軌道も見てみたい!
日本最大という38段スイッチバックを誇ります。
見学会か何かが有ったような…
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