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2018年09月26日10:29

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こんなところでレッドラム

去る週末は那須の山々を歩いてきました。

前日金曜日の夜は上野のカプセル泊、翌朝早起きして0510上野発宇都宮線に乗りました。
宇都宮で黒磯行に乗り換え、黒磯駅には0800前に到着、ここから那須岳ロープウェイ山麓駅までバスです。

山麓駅から歩いても登れますが、そのコースだと茶臼岳に行くにはやや不便になる事や、日帰りを予定していたのでロープウェイを利用することに。
そしてロープウェイを山頂駅で降りて、支度を整え歩き出したのが0955くらいでした。
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雲に入ったようで、視界はあまり良く有りません。
と言っても眺望が悪いという程度で、道が分からなくなる程ではありません。
それより気掛かりなのは強風。
ロープウェイ乗車中からかなりの風を感じていました。
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さて
那須と言うと、一般的には高原とか温泉で、穏やかそうなイメージだと思います。
しかし、茶臼岳や朝日岳などからなる那須岳は標高1800mくらい有り、しかも現在も噴煙をあげている活火山です。
そして茶臼岳こそロープウェイ山頂駅から30分かそこら歩けばピークを踏む事が出来ますが、その先の朝日岳はアルペン的な岩稜の世界です。
なかなか手強い(笑)
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茶臼岳はロープウェイ駅から近い事も有るのでしょう。
1800m峰とは言え、半ば観光地ですから、指導標は実に充実しています。
そんな指導標を見ながらガレ場を登って行くと、間も無く鳥居が目に入りました。
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すぐ先が山頂です。
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山行の安全をお願いし、朝日岳へ向かいました。
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相変わらず霧がかかっていますが、少しづつ晴れてきそう…
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下の方は晴れているのかも?
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コルには避難小屋が有ります。
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中には入りませんが、立派な小屋でした。
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小屋のすぐ先の剣ヶ峰は右側を巻きます。
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この先に見えるのが朝日岳ですが、こちらの方がよほど「剣」っぽいイメージです。
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強風の中、岩だらけの道を登って行くと、強風で剥がされかけたザックカバーを直そうとしている人が立ち止まっていました。
見るからにテン泊と思われるデカイザックなので、下ろしたりまた背負ったりするのが大変なのでしょう。

そうこうするうちに追い付いたので、「やりますよ」とザックカバーを直すと、フードをすっぼり被っていたのでそれまで気付きませんでしたが女性でした。

あれっ?
そう言えばこのザックにCW-Xタイツと短パンのウェア…
ひょっとしたらバスですぐ後ろの席にいた人?
下りる際、そんな感じの女性が真っ先に席を立って下りていった気がします?

聞いてみるとビンゴでした。
ロープウェイには乗らず、避難小屋まで直接向かう道を歩いてきたそう。

それはそれは(*^^*)
強風ですからお気をつけて

そんなくらいで先へ向かいました。

間も無く分岐が有ります。
右が朝日岳山頂、左が三本槍岳への縦走路。
右へ向かいます。
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ここからは稜線歩きとなり、風がそれまでとは格段に強くなりましたが、数分後には朝日岳山頂に無事立っておりました。
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これからどうするか…
1時間くらいの距離に有る三本槍岳にも行ってみたいと思っていますが、更にその先へ縦走する予定ではなく、那須湯元方面に下るので、なんとしても行かねば!という程でもありません。

この風だとかなり気が滅入りますが…
まぁ吹き飛ばされそうというレベルではないでしょう。
一応様子を伺いつつ、予定とおり三本槍岳へ向かう事にしました。

先ほどの分岐を越えて進んで行くと、少し先で先ほどのソロの女性が歩いていました。
どうやら三本槍岳まで行き、三斗小屋温泉まで下りてテン泊するそうです。
三本槍岳から三斗小屋温泉までは風上である西側へ下る事になります。
ならば風の危険は少ないでしょう。
しかし、ここから暫くは稜線歩きですから、強風をもろに受ける事になります。
その後は割りと開けた場所のようですが、それはそれで風をモロに受けるでしょう。

そんな事を考えて、三本槍岳までは急造パーティを組む事にしました。

しかしこの辺り思わずよろけそうになるくらいの強風です。
私の山行歴の中では、無念の撤退だった中央アルプスでの強風ほどはないですが、雪倉や針ノ木でのそれより強いというところでしょうか。
強風でロープウェイが止まる事も有るようですし…
ここは撤退するのが良いかも…

(再び)
さて
どうするか…

件の急造バディさんはデカイザックが強風に煽られるようで、一歩進むだけでかなり大変そう…
「私の体験の中では、あまりの強風に撤退した時に続く強風です。この先も稜線歩きますし、お薦めはしません。」
そう伝えると、バディさんは少し逡巡して「三斗小屋温泉下ります。」

それは良かったε=( ̄。 ̄ )

那須の風
山を乗り越え
ゴンドラを
揺らして迷う
朝日の向こう

三斗小屋温泉への分岐まで戻り、バディさんとはここでお別れ。
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私も往路と別のルートで下山する事にしました。
避難小屋までは来た道を戻ります。
風はともかく、霧は晴れてきたようです。
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避難小屋からは先ほどとは逆に、火口の西側を牛ヶ首へ抜け、そこから殺生石までの長い登山道が有ります。
これを行く事にしました。
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アップダウンの少ない道をトラバースしていくと、ジェット機のような音が聞こえてきました。
何だろう?
あっアレか?
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ここが名高い「無間地獄」でした。
噴煙が勢い良く噴出されています。

そのまま歩いて行くと、少し登って峠のような場所に出ました。
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牛ヶ首です。
もっとピークのような場所を想像していましたが、見た目は峠そのもの。
先ほどはボヤけてよく見えなかった茶臼の山頂付近もよく見えます。
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さて下山です。
下降路に入って少し先に分岐が有ります。
真っ直ぐ行くとロープウェイ山頂駅ですが、この風で運転しているのかどうか?
どちらにしても、三本槍岳をパスした事で時間は充分有ります。
分岐を右に折れ、殺生石への道を進みました。

暫くは低木ばかりですが、やがて樹林帯の中に入って行きます。
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後で知ったのですが、この道はかつて茶臼岳へのメイン登山道でしたが、今は使う人は随分減ったよう。
樹林帯を抜けるまで2時間くらいかかりましたが、その間誰にも会いません。
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途中、川と化している場所も有りましたが、それでも指導標は充実しています。
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あっ、レッドラム!
(伝わるかな?)
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殺生石の英名がMURDER STONEとは…

「殺生」が「MURDER」というのは分からなくもないですが、「殺生」には「そんな殺生な!」のような慣用的な使い方も有りますし、あまり生々しいイメージばかりでもないような…
或いは「MURDER」にも慣用的な使い方が有るのかもしれませんが、私には「MURDER」は「殺人」としか感じれません。
せめてKILL STONEにしておくとか…

殺生石
目指して下る
高雄道
名前にびびる
マーダーストーン

これは何が「危険」なのか分かりません。
別にすぐ後ろが切れ落ちている訳でもないのですが…

やや単調な下りに飽きてきた頃、登山道から舗装路に出ました。
この辺りから先は別荘や企業の施設などが有るようです。

少し先に殺生石への指導標が有りました。
舗装路から左へ逸れるという事か?
確かに道らしきものも有りますが、先ほどまで歩いていた道と異なり、見るからに荒れ荒れです。
この辺り熊出没注意という事だし…止めておこう(*^^*)
別荘地であるなら、那須街道から入ってくる道が有る筈ですし!

そう考えて舗装路を直進しましたが、どんどん行ってもなかなか左への道は現れません。
それどころか、道は右へカープしていく…

そんな感じでずいぶん遠回りしましたが、やがて少し開けた道に出る事が出来ました。
その道を左折、少し進んで、温泉神社前で漸く那須街道に戻って来ました。

つづく
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