ワシは自民党員ではないので、総裁選の投票権はない。
宮城県の動画を見た。
涙が出た。
東日本大震災のことを、ここまでちゃんと知っている、
覚えている政治家が中央にちゃんといる、とはじめてわかった。
みんなそんなことなかったような顔をして何も語らないか、
そんなこと遠い昔に過ぎ去って今はなんでもないんでしょ、と言う。
もちろん、資料を調べて覚えてまるで知っているような顔はできるし、
来てもいないのに来たような顔もできるけど、
このイナカでそれをやったらすぐにわかりますよ、誰かは見ているから。
だから石破さんは本当にこの土地に何度も来ているし、
地元の人と話もしたし、苦情も言われたし、慰霊祭にも出たとわかる。
だから何?と思うかもしれない。
同情的な発言をしてあとは何もしない、という政治家のほうが多いかもしれない。
でも、今この土地では、そう言ってもらうだけでも少し心が楽になる。
震災後7年半、震災直後に出た補助金が尽きてつぶれる老舗や、
震災時にプレハブの復興商店街でがんばったけど、
商店街閉鎖のときまでに新店舗を準備できなかった人気の飲み屋とか、
そういう現実が毎日聞こえる中で、
「覚えていますよ、何とかしましょう」と言ってもらえるだけで少し、楽になる。
気休めかもしれないけど、その気休めすら、言ってくれる政治家はいない。
東日本大震災のあと、ものすごい自然災害が日本中で次々に起きて、
みんなの顔はそっちに向き、また別の災害であっちに向き、
この土地の災害を過去のもののように扱うが、この土地にはまだ仮設住宅と
放置された広い津波でやられた荒野がある。
他の土地のことはどうでもいいとは言わない、この土地のことを忘れないでほしい。
「忘れていません」と言ってもらえて、本当にうれしかった。
嘘かもしれないそんなことまでうれしいほど、この土地の現状は悲惨だ。
もし石破さんが首相になって、この土地のことを忘れたような言動があれば、
東日本大震災の死者の怨念が数百倍になって彼の頭にふりそそぐだろう。
東北の人間は恨みを忘れない。津軽と南部を見ても、会津を見てもわかるでしょ。
だから、がんばって。
■47都道府県ごとの動画制作=石破氏、地方の魅力発信−自民総裁選
(時事通信社 - 08月31日 11:05)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5268077
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