先年、虎ノ門から新橋への新虎通りが整備され、外堀通りなどと併せて環二通りの名前が与えられましたが、その際、「マッカーサー道路」という呼称もアチコチで使われておりました。
この通りを含む米国大使館から竹芝桟橋まで 100m道路を整備するGHQの計画が有る… という話がその呼称の由来らしいですが、実際にはマッカーサーはむしろ「そんな贅沢な道路は不要」という考えだったらしく、その話は噂に過ぎなかったようです。
さて
新虎通りにより環二通りという呼称は生まれたものの、一般的に通りの名称として環○通りを使うのは、環七通りと環八通りくらいでしょう。
しかし整備途中だったり、環状というには短か過ぎたりしますが、環一通りから 環六通りに相当する道路は一応存在しています。
環一通りは内堀通りであり、以下外堀通りなど(環二)、外苑東通りなど(環三)、外苑西通りなど(環四)、明治通りなど(環五)、山手通りなど(環六)という具合です。
このうちの環三通りもまだ未完成ですが、いつか計画とおり整備されたとしても、環状線と言えるかどうか正直疑問です。
地下鉄大江戸線が、かつて呼ばれていた都営12号線から愛称を決めるにあたって、決まりかけていた「東京環状線」案が、当時の石原都知事による鶴の一声で大江戸線となりました。
要するに12号線は6の字運転であり環状運転していないのに、環状線という名称では混乱するという事です。
その理屈からは、環一通り以外は環状線でないと言えますが、大阪や京都が碁盤目状の街であるのと異なり、東京は放射状の道と、それらと環状方向に直交する道という街ですから、放射方向に対する環状方向という意味の呼称なのでしょう。
さてさて
未完成の環三通りですが、他の区間とは無関係に一部出来ている場所が有ります。
それが茗荷谷駅東方、春日通りから北へ、中央分離帯を公園とした幅広の道路が出来ています。
しかし、達磨坂と呼ばれるその道の長さはほんの数百m余り。
先日、本郷の勤務先から池袋まで歩いた際、ここを通り、それらの話を思い出しました。
いつか、これが外苑東通りに結ばれ、環三通りと呼ばれる日が来るのかどうか…
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