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2018年06月12日13:21

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生理痛のときの薬の使い方

いつも患者さんに指導しているそのままを書きます。

生理痛のもとになる「痛み物質」は生理の約1週間前から分泌されます。
だから生理開始より前に生理痛の軽い症状が出る場合があるのですが、
このときから鎮痛剤を使い始めてください。
「感じ始めた」あとはいつ「急激に痛みが強くなる」かわからないので弱い痛みのうちにおさえこみます。
「あ、きた」と思ったらまず1回内服。
そのあとは生理の3日目までは「6時間以上8時間以内」で内服を継続します。
お勧めは6時間ですが、夜中に目覚ましかけてまで飲むのは大変なので
調整のために「8時間」もありです。
生理前には何も症状がない、というお方の場合には
「出血に気づいた瞬間」に最初の内服をしてください。
出血はじまってから痛みが出るのに2時間以上かかる場合が多いので、
消化吸収に2時間かかったとしても痛みを抑えこめます。

鎮痛剤は「子宮から痛み物質が出るのを止める」働きをします。
止めておくと、カラダに出てしまった痛み物質は肝臓で分解、腎臓からおしっこ、で
どんどん消えていくのですが、
子宮から出るほうの勢いが強いので「出るのを止めて」おかないと痛み物質が減らない、
でいたみが続くことになります。
鎮痛剤は6から8時間で効果がなくなる設計ですし、
飲んだ場合消化吸収に最大2時間かかりますので、
「子宮から痛み物質を出さない」ためにはどうしても6から8時間間隔でなくてはなりません。
生理3日目まできちんと痛みをおさえこむとあとが楽です。
生理3日目を過ぎると痛み物質産生量が減りますので、
「痛いときに飲む」でじゅうぶん対処できるはずです。

問題なのは「生理前から飲んでいるのに6時間より前に効果が切れる」とか
「飲まないよりいいけどやっぱり痛い」場合です。
この場合は「その鎮痛剤があわない」のです。
鎮痛剤にはいくつも種類があって、人によって効果のあるなしがけっこう違います。
別の鎮痛剤で試してみてください。
2種類ためしても「…」な場合には産婦人科に相談すべきです。

一番困るのは「生理痛がひどいけど鎮痛剤は飲んでない」という患者さんです。
医者も、痛みを止めるのはまず鎮痛剤を使うので、
これまで飲んだどんな薬が効果なかったか、はとても大事な情報です。
また「鎮痛剤はカラダに悪い」と信じている人がいますが、
アレルギーがある、などの場合以外は鎮痛剤に大きな害がありません。
むしろ、痛みをがまんしていて階段を踏み外すとか、大変な事故につながりやすいです。

ガマンは禁物!こんな「生理痛」なら病院へ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=77&from=diary&id=5150883
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