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2018年04月22日17:52

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ブラックパンサー(Black Panther)


 2016年公開の「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」でマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に初登場した新たなヒーロー、ブラックパンサーを主役に描くアクション映画。アフリカの超文明国ワカンダの若き国王ティ・チャラが、漆黒のスーツと鋭い爪を武器に戦うブラックパンサーとして活躍する。絶大なパワーを秘めた鉱石「ヴィブラニウム」が産出するアフリカの国ワカンダは、その恩恵にあずかり目覚しい発展を遂げてきたが、ヴィブラニウムが悪用されることを防ぐため、代々の国王の下で、世界各国にスパイを放ち、秘密を守り通してきた。父のティ・チャカの死去に伴い、新たな王として即位したティ・チャラは、ワカンダの秘密を狙う元秘密工作員の男エリック・キルモンガーが、武器商人のユリシーズ・クロウと組んで暗躍していることを知り、国を守るために動き始めるが……。主人公ブラックパンサー=ティ・チャラ役はチャドウィック・ボーズマン。監督を「クリード チャンプを継ぐ男」のライアン・クーグラーが務め、同作で主人公クリードを演じたマイケル・B・ジョーダンが、ブラックパンサーを追い詰める強敵エリック役で出演。(映画.comより)







 「アベンジャーズ」ワールドの一環。「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」にも登場したブラックパンサーの単独映画です。もう、この世界、どこまで広がるのかって感じですが、一度首を突っ込んだ以上、ついてゆくしかないのです。「シビル・ウォー」では、父国王を不本意な形で亡くし、まだ若い国王としての不安をひしひし感じましたね。主演のチャドウィック・ボーズマンは「42〜世界を変えた男〜」を見ましたが、まだあの頃は他の黒人俳優さんと区別が出来ないくらいの存在感で、あんまり顔も思い出せなかったのですが(あくまで私の主観による)、今作では苦悩をたたえた若き国王を味わいたっぷりに演じていて、はっきり”チャドウィック・ボーズマン”を認識できますね。当たり役を得たものです。

アフリカの奥地にあるワカンダという国は、世界には「穏やかな農業国」として認識されていますが、実はキャプテン・アメリカのシールドにも使われている希少な鉱石ヴィブラニウムの産地なのです。このヴィブラニウムのおかげでワカンダは超文明国なのですが、そこは巧妙に隠されています。これだけのパワーを持つ鉱石が悪用されると世界を滅ぼしかねないため、世界中にスパイを放ってその秘密を守っているのです。しかしながら、秘密というのは、どんなに気をつけていても、他の世界とつながっている以上、どこかでバレます。また、絶対に守ろうとすると、どこかで犠牲が生じます。それは物の道理なのです。そして守るために払った犠牲が正しかったかどうかは、自分の置かれている立場により判断が違ってきます。これは正義の味方でも、やっぱり非難された「バットマンvsスーパーマン」や「アベンジャーズ」の世界と同様です。自国を守るため、あるいは世界を守るためなら、多少の犠牲はOKなのか?という理論ですね。しかし万人が幸せになれる世界など不可能なので、これを描き続けるとキリがないのですが、この映画は一応国内問題にとどめています。

国王の息子といえども戦いの儀式に勝たないとそのパワーを得られなかったり、いろんな部族がいたりと、問題は山積。濃密な物語が展開されます。

話は話として、この映画で驚いたのはマーティン・フリーマンの出番が多かったこと。確か舞台はワカンダですよねぇ、って感じです。あと、フォレスト・ウィテカーが出てたこと!思わず「ここにもスコットランドのラストキングが・・・」と思ってしまいました。キングばっかり(笑)。本当に強い女性戦士たちも一見の価値ありです。なんともカッコいい。「ワンダーウーマン」の戦士たちとはまた違った強さです。素晴らしい!

少し深刻なお話でしたが、ラストは希望に満ちていたので、次回作が楽しみです。

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