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2018年04月09日22:28

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「ボインは〜」だったり、政界進出を企てたり、ストーカーで逮捕されたりトラブルも多かったようだが、落語を大事にしてきた人だったようだ。

月亭可朝さん、急性肺線維症で死去 80歳
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=5063400
月亭可朝、亡くなる、ですか。丸メガネをかけてチョビ髭の風貌にブレザージャケットとカンカン帽と言う印象的な出で立ちで「嘆きのボイン」なるコミックソングをヒットさせて一世を風靡し、その勢いで(?)参議院議員選挙に全国区から無所属で出馬し、「一夫多妻制の確立と、風呂屋の男湯と女湯の仕切を外すこと」と言う奇妙な公約を出しながら落選。その後も野球賭博で逮捕、懲りなかったかもう一度参院選に出馬してまた落選、70歳にしてストーカー行為で逮捕されたりと落語以外の話題が絶えなかった人でしたが、一方で、落語を大事にしてきた一面もあったと思います。
昭和33年に3代目林家染丸に入門して林家染奴の高座名を与えられ、翌年に大阪の千日劇場で初舞台を踏むも染丸の元を破門されて3代目桂米朝に再入門し、自身の提案で2代目桂小米朝と改名。その後、林正之助吉本興業社長(当時)の指示で改名を促され、師匠米朝の提案した名を全て拒否、米朝の「朝」のつく名に幕末から明治にかけての時代から長く途絶えていた「月亭」の亭号を付けて「月亭可朝」を名乗ることとなった次第。その襲名披露では「葬式調アングラ襲名」と銘打ち、舞台上に設けられた「桂小米朝の葬儀会場」で3代目笑福亭仁鶴が読経、棺桶の中から可朝が飛び出すという奇抜な演出によるパフォーマンスで行われたと言われますが、その時から、独特の自己顕示欲の強さが滲み出た感じがありますね。
落語家として、『色事根問』『親子酒』『算段の平兵衛』『世帯念仏』『次の御用日』『動物園』『鳥屋坊主』『野ざらし』『坊主茶屋』『秘伝書』『餅屋問答』『夢の酒』など多くの古典をレパートリーに取り入れ、また弟子として月亭八方などが、また、その孫弟子として月亭八光、月亭方正などを輩出、「月亭」の亭号も上方落語の看板的存在になりました。弟子たちには自由尊重に近いスタンスで接し、その個性尊重を重んじる考え方を採り入れたとも言われるようで、落語を大事にしてきた一面もあったと思います。
亡くなったのは3月28日の午前3時28分、死因は急性肺線維症とのこと。享年80。ご冥福をお祈りいたします。合掌。
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