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2017年08月30日11:42

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瀬戸内寂聴さん、日野原先生の思い出語る

産経新聞(2017年7月26日)より。
日野原重明さんと親交があった作家の瀬戸内寂聴さん(95)が、日野原さんの人柄やエピソードを語った。

「とにかく気が若い方だった」

源氏物語の現代語訳を手掛け終わったころに対談にご一緒してから、とても仲良くしていただきました。私が70代のころです。年は上なのに偉そうにすることなく、向こうから年下の私たちのところへ降りてきて、若い人に目線を合わせてくださるんです。

一緒にデパートなんかへ行くと、エレベータは使わずに階段をスタスタと上がっていく。。私は乗りたかったんだけど、仕方なくトコトコついていったものです。一緒に旅行した時に、先方でお土産をもらうことがあって「持ちましょうか?」と声を掛けても、「両手に持った方が、バランスが良いから」とおっしゃていました。

体力はもちろん、とにかく気が若い方だったんでしょう。若い人と一緒にお話ししたり、何かしたりするのが好き。常に若々しくおしゃれで、若い方からいろいろなことを吸収されていたと思います。

普通は照れくさいと思うような舞台で、歌ったり、踊ったりする。そんな楽しいことをするのも好きで、周りの人々を温かい雰囲気にしていた気がします。病院を一緒に歩くと、患者さんたちが病室を飛び出してきて、中には拝んでいる人までいらした。先生の存在そのものが、皆さんを元気づけているのだと思いました。

(偶然乗り合わせた)よど号ハイジャック事件のことは「怖かった」「殺されるかと思った」と話されていましたが、、ずっと神様に祈っていたそうです。長い人生いろいろあっても、キリスト教の信仰が支えになっていたのでしょう。


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