白鵬4連勝、高安3勝、稀勢の里2勝 名古屋場所
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大相撲七月場所四日目、横綱白鵬は新進気鋭の前頭筆頭貴景勝を寄り切りに退け4連勝、昨日初日の横綱日馬富士は前頭二枚目栃ノ心を左に動いての上手出し投げで下し、昨日二敗目の横綱稀勢の里も前頭筆頭の正代に右上手、左で起こしての寄り切りで制してそれぞれ2勝目を挙げた一方、結びの一番に組まれていた横綱鶴竜が昨日の取組で右足首を負傷して今日から休場し、小結嘉風が不戦勝で、またしても四横綱が揃わない場所となりました。
さて、今日の白鵬は初顔合わせの貴景勝を相手に立ち合い左で張って右かち上げを見せるも、相手の攻めを警戒してか突いては離れ、土俵の中央で仁王立ちになりぶつかり稽古を思わせる場面に。しかし、焦れた貴景勝が飛び込むとと白鵬が左四つになって組み止め、寄り切りで勝負あり。貴景勝は取組後に支度部屋に戻る際に通りかかった白鵬から健闘を称える仕草をされたそうですが、身長が白鵬より約20cmほど低いこの20歳の若武者にとっては、存在感を大いに示した一番となったと思います。
一方、休場した横綱鶴竜は昨日の北勝富士との一番で右足首を痛め、診断の結果は「右足関節外側靱帯損傷」で、約3週間の安静加療が必要とのこと。初日、二日目と勝っていた本人はこの休場の結論に相当に衝撃を感じているようで、左足関節の炎症で途中休場した先場所に続いての途中休場について、師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)からは「次に出場する際は“進退を賭ける”場所と思え」と言い渡されたのだそうです。にしても、無事是名馬とは言いますが、故障や休場の多さは実に残念であり、今度こそしっかり治し、土俵に戻って欲しいものですね。
大関は、高安が関脇御嶽海との“新○○対決”を二度の往なし突き出しに退け三連勝、大関豪栄道が前頭三枚目勢を左差しから一気の出足で寄り切り二勝目を挙げた一方、大関照ノ富士が昨日鶴竜から初金星を挙げた前頭二枚目北勝富士の寄り切りに屈して三敗目、左膝の状態が相当悪そうな印象が残った一番でした。
ここまでの全勝は白鵬、嘉風、前頭八枚目の碧山、帰り入幕の錦木の四人となり、賜杯レースでは白鵬が一歩先んじた様相になりました。
その他。今日、将棋の公式戦最多連勝記録更新で話題となった藤井聡太四段が観戦に訪れ、中入り後の取組を観て楽しんでいたようで、師匠の杉本昌隆七段とともに向正面の升席で観戦、好勝負には拍手を送っていたそうですね。幕の内の初っ口の佐田の海と千代丸の一番の最中に取組そっちのけで歓声が上がっていましたが、そうであっても、観客が取組に集中しないのはなんか残念で後味の悪さを感じましたね。ちなみに、藤井四段は打ち出し後に横綱白鵬と対面したそうで、白鵬は藤井四段から扇子を贈られた際に、開口一番、「かわいいね」と声をかけたのだとか。藤井四段の相撲観戦は二度目だそうで、将棋を始めたのと同じ5歳の時から相撲にも関心を持ったそうな。
もう一つ。今日の徳勝龍と千代の国の一番は徳勝龍が寄り切りで制しましたが、軍配が千代の国に上がって物言いとなり、千代の国の足が早く土俵を割って行司軍配差し違え。これが今場所幕の内初めての物言いで、鶴竜の休場も今場所幕の内初めて。そこまで、順調に進んでいたわけですね。
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