■稀勢の里、遠藤に敗れ2敗目 鶴竜3敗目 大相撲夏場所
(朝日新聞デジタル - 05月17日 18:17)
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大相撲五月場所四日目、四横綱のうち白鵬はやや時間を要しながらも隠岐の海を寄り切りに仕留め、日馬富士は千代の国の引きに乗じて押し出しで一蹴して幕内通算683勝を決めてそれぞれ四連勝としましたが、鶴竜が足がついて行けずに小結嘉風の押し出しに屈して三敗目を喫し、稀勢の里は不用意な引きで遠藤を呼び込み押し出されて二敗目、初の金星供給となりました。
立ち合いから突き、押しの応酬の展開だった稀勢の里と遠藤の一番、横綱の右張り手で遠藤が崩れかけたものの、横綱が不用意に引いてしまい遠藤を呼び込んで、ずるずると押し出されて勝負あり。遠藤は、稀勢の里が供給した栄えある(?)金星の第一号をゲット、ある意味、記録に残りましたね。大関時代からもしばしばあり、昨年まで優勝に手が届かなかった要因ともなった“負けっぷりの悪さ”が出た一番となりましたが、「久々の日本出身の横綱」と言うことで昇進を機に稀勢の里を応援しはじめた人達には、「こういう負け方がある横綱」であることをしっかりと認識しておいたほうが良いかもしれない、と申し上げたいところですね。
さて、内容の良い土俵が続く横綱日馬富士が幕内通算683勝目を挙げましたが、これは元関脇の高見山(先代の東関親方)に並ぶ数字で、幕内在位74場所目にして幕内勝利数の歴代10傑入りとなりました。大関で二場所連続全勝優勝で第70代横綱に昇進しながら、怪我に悩まされて安定した成績を挙げられずに苦労の続く横綱ですが、大きな節目の記録を作っただけに、今後に期待したいと思います。
その他。大関照ノ富士は千代翔馬を掬い投げに退け二勝目、角番の大関豪栄道も大栄翔を寄り切りで制して五分の星に戻しました。大関トライアルの関脇高安は小結御嶽海を逆転の首投げに退け四連勝二大関揃って白星を挙げました。中入後初っ口に顔が合った阿武咲と小柳改め豊山は阿武咲の渡し込みに軍配。東京農業大学から新制度の三段目付け出しで入門、かつての内田(後に大関、時津風親方となり協会の理事長を歴任)、長濱(後に小結、湊親方となる)と言った、東京農業大学から時津風部屋に入門した力士に引き継がれた大きな四股名「豊山」を貰った小柳も、その四股名に“名前負け”しているのかもしれませんね。
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