mixiユーザー(id:206350)

2017年02月21日11:58

263 view

いにしえの 道を求めて 如月の 春を感じて 越える香木原

また一首詠んでみました(  ̄▽ ̄)

さて
去る日曜日、モガジイさんと香木原峠を探索してきました。
フォト

現在、この辺りで君津市と鴨川市を結ぶメインストリートは鴨川有料道路ですが、それ以前はこの未舗装の峠道(通称香木原林道)が主に使われていたよう。

歴史は古く、西隣の小町峰峠がメインだった時期も有りますが、戦後も徒歩はもとより荷車などもここを越えていたそうです。

鴨川有料道路、更に西のR410君鴨トンネルが有る現在では交通路としての価値を失い、と言ってハイキング用に整備もPRもされていない為、時折物好きな人が歩く程度か。

更にこの道の東に有る山の稜線にも古道が有り、当初はこちらを行くつもりでしたが、モガジイさんは10年かもっと前くらいにツアーで峠道を使った事が有るらしく、そこを確認したいという事で急遽こちら経由に変更しました。

長狭街道から君津市清掃センターまでは舗装されていますが、この先は未舗装となります。
少し先にスペースを見つけてクルマを駐め、MTBでスタートしました。
フォト

100mくらい先で、右に川を渡る橋が分岐します。
今まで走ってきた道と、左に続く道は柚の木林道、右の橋から先が香木原峠に向かう林道です。
フォト

こちらに進むと、何やら煙が…
少し先、左手に池?が有り、この脇で重機も入って何か作業をしています。
廃材か何かを燃やしていたのでしょう。

こんにちは〜
挨拶して通過すると、何やら背中が軽いような…

あっ!
バックバックをクルマに忘れた!

すみません、ちょっと取ってきますm(__)m
フォト

急いでクルマに戻り、再び先へ向かいます。

ところが…
ここまでは普通の林道でしたが、この先は崩落、落石、倒木がわさわさ現れ始めました。
これは前進に時間がかかるな…という事で、バイクをここにデポして進む事に。
フォト

フォト

フォト

この辺りで、幹が裂けて垂れ盛っている木から、天然の椎茸が生えていました。
椎茸がちゃんと上を向いて生えているのですから、幹が裂けてから生えたのでしょう。
フォト

フォト

フォト


この木、一見普通に立っているようですが、根っこ周辺が地面から完全に浮き上がっています。
これは、根っこごと斜面から剥がれ落ちて、倒れずにナイス着地を決めたのでは・・・
ホントにそうならウルトラCです!
フォト

フォト


この先、つづら折りして高度を上げると素掘りトンネルが有りました。
フォト

フォト


更に登って、道が大きく右へ回り込むと、巨大な切り通し…香木原峠です。
フォト

フォト

フォト

フォト

フォト

写真では何度か見ていましたが、こんなにデカイとは…
尾根の上部までおそらく10mではきかないでしょう。
圧倒される…

この道を真っ直ぐ行けば香木原のゴルフ場ですが、まだ見たい場所も有るので、数十m先まで行って引き返しました。
フォト

また香木原峠の切り通しに戻り、西側の尾根をよじ登りました。
かなりの急登です。
フォト

フォト

尾根に登って、今度は西へ向かいます。

先ほどまで歩いていた林道とはうって変わって、こちらの道はアップダウンこそ激しいものの、実に歩き易い道でした。
フォト


間も無く「なんか巨大なモノが有るぞ?」と思えば送電鉄塔。
Googleアースなどでここに鉄塔が有るのは知っていましたが、現在販売されている紙の地形図は古いデータのものも多く、これに載っていないので、すっかり忘れておりました(∋_∈)
フォト

この辺り、南側はずっと断崖絶壁が続きますが、北側は概ね緩やかな斜面です。

何度目かのアップダウンの後、右から道が現れ、我々が歩いている道と合流しました。
この道は御成街道と呼ばれています。
フォト

拙宅近くの県道船橋旭線(東金街道)が別名御成街道と呼ばれていますが、これは鷹狩に行く為、家康の命令で極めて短期間で造られた道です。
つまりこの「御成」の主人公は神君徳川家康であり、「御成」なんてそう易々と使って良い言葉ではないでしょう。
こちら山中の「御成」街道の主人公は一体誰なのか?
この辺りは謎です。

考えられるのは、このちょっと北側に長野田番所跡が有り、番所を含めたこの辺りが川越藩が支配していた事から、川越藩の藩主の誰かではないかと…
なにしろ、川越藩は武蔵国一の大藩であり、越前松平家などの親藩や、大老や老中など幕府の重職につくような譜代大名が歴代の藩主なのです。

それにしたところで、「御成」を使える程なのか分かりませんが…

さてさて
御成街道と合流してまもなく現れるのが小町峰峠。
フォト

こちらも尾根が切り通しとなっていますが、香木原峠よりサイズは小振りとなっています。
江戸時代より前は、香木原峠よりこちらがメインだった時期も有るようです。
フォト

この辺りも南側は断崖ですが、ここには「女房落とし」という恐ろしい名前が有ります。
「姨捨」などと同じように、かつてそのような風習が有ったのでしょうか。

峠を通過して南西へ向かいました。
フォト

こちらが下っているので、左手の川の高さがだんだん近くなってきます。
この辺りも歩き易い道でした。

やがて、左前方に違和感有るモノが…なんとガードレール、柚の木林道です。
この柚の木林道、最初に読んだ本では、「廃道化が酷く、通行出来ない」と書いてありましたが、その後整備され通行出来るようになった…とは聞いておりました。
通行出来るのは良いですが、まさかこんなしっかりした道とは…なんかガッカリな気も(><*)ノ~~~~~

何はともあれ、ここで昼食にしました。
フォト

用意を始めて、モガジイさん「あっ!」
昼食用の水を入れたボトルをMTBに置いてきてしまったそう!

幸い、私が持ってきた水で2人分なんとか足りましたε=( ̄。 ̄ )
忘れ物するのは私だけではないようです(*^^*)

食事を終えて、今度は柚の木林道を下ります。
地形図では、今歩いている柚の木林道と、先ほど橋のところで分岐した柚の木林道が繋がっていません。
フォト

いないどころか、双方の向きがズレており、実際の道が本当に繋がっているのかどうか、一抹の不安が有ります。
フォト

フォト

整備が新しいようで、実にしっかりした道でした。
右の法面にステップを見つけてよじ登ったりしながら下って行くと、モガジイさん再び「あっ!」

何かと思えば、道端にふきのとうがいっぱい自生しておりました。
この下はコンクリであり、その上に積もった土でしかないのに、ふきのとうまで自生するとは…
フォト

更によく見ると、周囲にはタラの木(芽は出ていませんでしたが)もあちこち自生しています。

椎茸に始まり、ふきのとうやらタラの木やら…
食べられる植物が豊富です。
フォト

更に下って行くと、またまた違和感の有るモノが見えます。
この辺り、右手は山の法面で左手は谷となっていますが、谷側に何かが落ちかけています。
フォト

近づいて行くと、なんとクルマ!
フォト

ジムニーでした。
フォト

まさかまだ人がいるのでは…と思いましたが、運転席の窓が開いており、ここから脱出済のようでしたε=( ̄。 ̄ )

路面にブレーキ痕が有りましたが、スリップしたような感じでもありません。
どういうシチュエーションだったのか分かりませんが、さほど太くない何本かの木で止まっているのですから、勢いはあまり無かったのでしょう。

それにしてもここに長く有った感じでもないし、かなり新しそうだな…

あれっ?
そう言えば、朝方我々がクルマを駐めてバイクの準備などをしている際、ジムニーっぽいクルマが通っていったような?
よく見ていなかったので、この辺り記憶は曖昧ですが、或いはそのクルマがここで落っこちたのかも…
あまりケガしていなければ良いですが…

この先はあっという間に先ほどの橋に出ました。
地形図では繋がっていないこの道ですが、今はちゃんと繋がっているようです。
フォト

とりあえずこの辺りは確認出来ました。
お次は香木原峠の北側です。

再びクルマで鴨川有料道路を通って、香木原のゴルフ場脇の道へ。
フォト

奥へ奥へ進んで行くと、ロッヂ(「ロッジ」ではなく「ロッヂ」と書いてありました)村の奥にゲートが有り、道が有ります。
これは位置的に御成街道の出口でしょう。

すると、香木原峠に向かう道(どこまでがそうかは不明ですが、こちらも名称は柚の木林道でした)はもう少し手前か…
この入口もすぐ分かりました。
ここから峠までは1kmチョイというところでしょう。

クルマをデポして歩いてみる事にしました。

位置的に先ほどの峠道の続きなのは確かだと思いますが…
こちらはうって変わって整備バツグンの道。
フォト

しかし、進んで行くとだんだん道が細くなり、それとともに荒れ気味の道に…

あっ?
ここはひょっとして!

先ほど引き返した場所です。
ここに出るだろうと思ってはいましたが、実に呆気なく到着してしまいました。
フォト

なるほど…

だとすると、ちょっと前に右の斜面に有った目印とロープが気になる…
恐らく峠西側の尾根に登る道なのでは?

意外に高度差有りましたが、予想とおり先ほどの尾根に出ました。
そういう事か!
フォト

フォト

これでこの辺りの位置関係はだいぶはっきりしました。

出来れば安房高山方面や豊英湖(とよふさこ)方面も見てみたかったですが、それは次の機会という事で。
しかしなかなか得るものが多く、有意義な探索行でした(  ̄▽ ̄)
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2017年02月>
日 月 火 水 木 金 土
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728    

最近の日記

もっと見る

過去の日記

2026年
2025年
2024年
2023年
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
2009年
2008年
2007年
2006年
2005年
2004年
  • 01月
  • 02月
  • 03月
  • 04月
  • 05月
  • 06月
  • 07月
  • 08月
  • 09月
  • 10月
  • 11月
  • 12月