クリスマスイブは、マニアックな2WDバイクに乗って、先ずは京成津田沼駅へ。
ここから京成

芝山鉄道に乗って、終点芝山千代田駅へ向かいます。
因みに芝山鉄道というのは、東成田〜芝山千代田間僅か一駅間のみで、日本一短い民鉄として知られています。
地元への空港建設の見返りとして建設され、運行上は実質的に京成東成田線の延長線です。
九十九里方面へ延長の構想も有りますが、果たしてそれが実現する日が来るのかどうか…
京成との接続駅である東成田駅も、数奇な運命を辿ってきました。
ここは、新東京国際空港の開港とともに、京成成田空港駅として誕生しました。
空港の地下ではあるものの、もともと都心からの空港アクセスには成田新幹線を造る事になっていましたから、空港側から冷遇され、ターミナルビルまでバス移動という不便な場所に設けられたのです。
その後、石原国交相による鶴の一声で、成田新幹線用に造られていたままずっと放置されていた現在のホームを、JRとともに使用する事になり、旧駅は東成田に改称し、旧線も支線的扱いの東成田線となりました。
ここから一駅だけ延長する形で芝山鉄道が造られ今に至ります。
そして芝山千代田駅。
空港が目の前ですが、今回は海外へ行く為に来た訳ではなく、ここから向かったのは、芝山町お隣の多古町。
芝山町は埴輪で知られていますが、多古町は何が有るのか…
プロレスマニアの私にとっては、かつて存在したU系団体(いささか庶流っぽい…どちらかと言えば、藤原組直系)バトラーツの名物タッグ「チーム・タコ( 池田大輔&小野武志)」発祥の地というのが浮かびます。
世の中にタッグチームはいくつも有りますが、結成した場所の地名を冠したチームはそう無いでしょう。
とは言え、何もその体育館を見に来た訳ではありません。
多古町には、島地区という迷宮のような集落が有るのです。
地図を見ると、周囲は水田が広がる直線的な区画ですが、 この一角だけ道がクネクネと入り組んでおります。
この島地区には、江戸時代に禁令とされた日蓮宗の隠れ不受不施派の人が多く住んでおり、道を複雑にして役人が容易に踏み込まないようにしたり、隠し部屋などを作って、信仰を守り通したという由来だそう。
へぇぇ…
それは自分の目で一度見てみなくてはいけないな…
常々そう思っておりました。
輪行に使ったバッグは、ロードやMTBなら前輪外しだけで収納できるBIKEキンチャク。
ホイールが小さいこのバイクなら、前輪さえ外す必要ないのでは…
その狙いはズバリ的中!
本当に、何も外さないままバイクを収納出来ました!
尤も、前輪も駆動する2WDバイクですから、前輪を外すのは容易ではありませんが(∋_∈)
さて行くか(  ̄▽ ̄)
…と思えば、地図を忘れたみたい(∋_∈)
仕方無くコンビニで道路地図を購入、R296から多古町方面へ向かいました。
意外にアップダウン有るな…
間も無く、道の駅多古近くで栗山川を橋で越えます。
川沿いの農道行けば大丈夫そうだな…
あたりをつけてこの道を南下。
やがて、右手に集落が見えてきました。
アレか?
右に折れて農道を進んで行くと、「この先島地区 注意」の標識が有りました。
よしっ、アタリだった!
しかし…注意?
そんな大袈裟な…
という気もしますが、迷ってしまう余所者がいるという事なのでしょう。
そして、いよいよ迷宮集落島地区へ突入!
くねくねと曲がった道と、ちょこちょこ現れる交差点。
これは確かに慣れないと迷いそう…と思う一方で、田畑に囲まれた集落って、こういうところはけっこう有るんじゃないかなぁ…とも。
あてずっぽうに走り、集落から出ましたが、さほど方向感覚狂わずに済みました。
走りが足りなかったかな?
いや、待てよ…
各家屋には覗き窓や隠し部屋なども有ったそうですから、或いは無害そうだからと、さっさと出されただけなのかも…
すると、もっと探索しようとしていれば、あちこちの道が協力しあって、出口が見つけられないまま、二度と出る事は出来なかったかも…
迷宮集落恐るべし

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