■日本ハム、球史に残る大逆転優勝! 大谷が1安打完封、3年連続2ケタ勝利
(ベースボールキング - 09月28日 21:10)
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北海道日本ハムファイターズがパ・リーグを制覇ですか。4年ぶり、東映フライヤーズ時代から通して、セ・リーグの広島と同じ7度目のリーグ制覇だそうですが、今季もソフトバンクが磐石の戦いを進めるかと思いきや、6月から7月にかけて15連勝するなどとんでもないほどの猛追を見せ、いつの間にか最大11.5ゲーム差のあったソフトバンクの尻尾を捕らえて首位の座を争う展開となり、ついにその座を奪い取ってとうとうパ・リーグの覇者になった、と。で、胴上げ投手はご存じ“天下の二刀流”こと大谷翔平とくれば、そりゃあもう、北海道はじめ全国津々浦々の日ハムファンにとっては“願ったり叶ったり”の展開になりましたね。投手として先発して今季初完封、それも被安打1、奪三振15という堂々のマウンドで、3年連続の2ケタ勝利となる今季10勝目(4敗)だそうですが、こういう場に最も似合うのが、打っても投げても一流のプレイを見せるこの伊達男というところでしょうかね。札幌はもとより、立て続けに襲われた台風の被害に苦しむ北海道には、またとない良い朗報ともなりましたね。大きな力になることを期待したいと思います。
とは言うものの、私、個人的にはこの大谷翔平なる人物ならびに日ハムがあまり好きではないのでして、投手、打者の何れをとっても多大なポテンシャルの持ち主として注目されていた彼が、高校を卒業する際に渡米してMLBに挑戦、NPBのドラフトで指名されても進まない意向を示していた際、このように高い才能を持った人材が日本のプロリーグを経ずにMLBを目指す(恐らく)初めてのケースとなるはずだったので、果たしてどこのチームと契約し、マイナーでどれだけ、どのような経験と期間を積んでMLBに上がっていき、どのような経験と期間を積んで定着していくのか、また、投手なのか打者なのかなど、その挑戦のプロセスを期待を込めながら見守っていきたいと思っていました。アマチュア球界で日本国内での“トップレベル”にある選手が純粋に、順調に“世界レベル”に達していけるのか。そして、投打どちらに進むにしてもどこまで成績を伸ばして行くことができるのか。更には、その成否が日本国内のアマチュア野球のレベルの向上にどれだけ寄与していけるのか……。
高卒時のドラフトに“果敢”と言って良いでしょうか、日ハムが大谷翔平に一位指名をした際、彼は言わば“初志貫徹”で拒否するだろうと考えていましたね。日ハムとしては交渉難航、さらには契約断念は覚悟の上の指名だったとは思いますが、まさかその大谷翔平が日ハムとの契約に合意してNPB入りとなるとは、私としては何だかがっかりしてしまいましたね。「大リーグに挑戦するのなら日ハムで頑張ってからでも良いでしょ」と言わんばかりに、その道を説くような冊子みたいなのを作ったとも聞いたことがありますが、NPBというある種の“フィルター”が備わってしまってからMLBに入ることで、MLBにすんなり順応できるのか、はたまた“郷に入りては郷に従わぬ”といった思考に陥ってしまうということでも起きやしないか、そのためにキャリアを無駄にするような先人の轍を踏むような事態になりやしないかとか、そんな懸念を考えてしまいましたね。
日ハムに入団した大谷翔平は、初期の段階から「投手と野手の二刀流」として活躍してきましたが、普通ならば投手、野手どちらか一方に進んでいくはずであるにも関わらず「二刀流」の歩みを続けてきたのも、日ハムに、あるいは栗山英樹監督におだてられたのかはさておくとしても、「どうせならどちらでもやらせちゃえ」といったような空気の中でそうなってしまったのだろうかと思えてしまいます。
早いうちにポスティングでMLBと契約するのではとも言われているようですが、ここまで来たのならば日ハムに骨を埋めるくらいの覚悟で、二刀流を究めるくらいの方が良いのではと思えてしまうのですが……。
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