■豪栄道、隠岐の海との全勝対決制す 大相撲秋場所7日目
(朝日新聞デジタル - 09月17日 19:31)
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大相撲九月場所七日目、これまで二横綱三大関を倒して全勝を続けていた隠岐の海は最後の上位力士である大関豪栄道と全勝同士の直接対戦となりましたが、立ち合いから大関に左を差されて逆転を狙うも大関の優勢を奪うには到らず上手出し投げで豪栄道に軍配。上位総なめの快挙を逸した隠岐の海は一敗に後退する展開となりました。
この一番、勝った豪栄道は土俵際の逆転がある隠岐の海を封じ込んでの上手出し投げで面目を保ち単独トップに立ちましたが、今日も、二度待ったした昨日も含めて立ち合いが合わずに待ったをする一番が目立ち、その課題は相変わらずだと感じさせますね。今日は落ち着いて自分の相撲ができたようですが、自分のペースに持ち込めずに何とか“勝ちを拾った”一番もあり、内容としては今一つな印象も感じさせる面もありますね。明日は合い口の良くない嘉風と顔が合うようで、今日勝っておいて良かったというのが現実かもしれませんね。ラジオ解説の西岩親方(元関脇若の里)は豪栄道について「大関昇進を目指していた頃の好調な豪栄道に戻ったように感じられます。夢を叶えるかもしれません」と初優勝の可能性に言及しましたが、大関昇進後は不安定な場所が続いているだけに、過度に期待して良いものか、今一つ疑いを捨てきれない感じがありますね。一方、敗れた隠岐の海の明日は御嶽海と対戦しますが、昨日までの六日間で見せた相撲勘の鋭さやモチベーションを維持できるか否か、注目したいと思います。
さて、横綱では日馬富士が妙義龍を逆転の上手投げで制して一敗を守った一方、鶴竜は関脇高安に立ち合いの当たりで勝りながら逆転で寄り倒しを喰らって三敗に後退。賜杯レースは単独トップの全勝豪栄道に横綱日馬富士、隠岐の海、遠藤が一敗で続く展開となりました。大関では照ノ富士が鳥取常北高校の先輩に当たる貴ノ岩に上手出し投げで敗れ、稀勢の里が関脇宝富士を、琴奨菊が嘉風をそれぞれ寄り切りに仕留め、一横綱一大関が敗れる一日となりました。
さて、幕内前半戦に組まれた琴勇輝と新入幕の天風の一番は、明治時代に香川県ができて初めてとなる香川県出身幕内力士者同士の幕内対戦となりましたが、天風が不用意に引いてしまい、結果は琴勇輝の押し出しの勝ち。香川県民にとっては“記念すべき一番”となりましたが、天風にとっては悔いの残る黒星となったかもしれません。
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