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2016年08月09日10:20

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目取真俊さんの指摘から、高江の現状を再考する

今日も、今のところ、高江のN1裏テント撤去の動きはない。それは、連日、沖縄や全国からN1裏テント前での集会と、その後の現地泊まり込み態勢に結集している、多くの人々の闘いの成果である。そのことを否定するつもりは、私にも、もちろん、サラサラ、ない。
しかしながら、私は、辺野古や高江の新基地・ヘリパッド建設反対運動にも積極的に関わっておられる、芥川賞作家の目取真俊さんのブログ「海鳴りの島から」での、彼の主張を読み、いろいろ、考えさせられることが多かった。
彼は、防衛局が、N1裏テントの8月6日以降の撤去をにおわせ、反対運動の重点が、それに伴い、N1裏テントの死守に集中し過ぎ、そのため、800人もの機動隊を動員し、撤去されたN1テント前のゲートから、ヘリパッド建設に向けた道路整備のための工事車両が、連日、入り続けていることへの抗議行動が、おろそかになっていることへの警鐘を、そのブログで打ち鳴らし続けておられるのだ。
確かに、防衛局と機動隊が、本当にN1裏テントの撤去を強行するつもりであれば、先日のN1テントの撤去同様、とても法治国家とは思えない、なりふり構わぬ暴力で、実力撤去にうって出ればよい。
もちろん、それを阻止している力が、先日のN1テント撤去の暴挙を「まるで戒厳令」「根拠なく工事強行」と批判する沖縄のマスメディアや世論の声、そして、それをいわば背景に、国会議員や県会議員を含む、1000人を超える人々が、N1裏テント撤去阻止の闘いに結集したことであることを、否定するつもりは、まったく、ない。
しかし、ここ数日の様々な情報を総合して考えると、防衛局と機動隊が、世論の批判をさらに浴びることを覚悟で、今直ちに、N1裏テントの撤去を強行しようと考えているのかどうか、疑問に思えてくることもまた、事実である。それよりは、とにもかくにも、ルートを確保したN1ゲート前から、ヘリパッド建設のための道路整備に集中した方が得策と、あるいは、彼らは考えているのではないか???
そう考えると、当初、撤去強行の日と考えられていた6日に、N1裏テントの座り込み現場に、安倍首相夫人が訪問したことも、何となく、納得出来る。
いったん、ルートを確保されてしまったN1ゲート前で、工事車両を止める闘いは、確かに、困難極まる闘いである。しかし、そこに闘いの重点をよりさくべきだという目取真さんの主張は、真剣に考察されるべきであると、私もそう思う。もちろん、N1ゲート前での、工事車両搬入阻止の闘いに、連日、真剣に取り組んでいる人がおられることは、私も、十分、承知しております。
スイマセン、現地にいもしない私が、あれこれ、いうようなことではありませんが、あえてブログに書きました。

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