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2016年01月02日23:13

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1000タイトル突破! 最後のDVD収集日記…探偵物語


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ニューヨーク、21分署、朝。

ジム・マクラウドが徹夜明けで署に帰ってきた。勤務先からカネを横領した青年アーサーを逮捕したのだ。出来心だろうが初犯だろうが、犯罪者には一切容赦しない暴力刑事マクラウドだが、妻メアリーにだけは笑顔を見せる。心底惚れた女なのだ。彼女は不妊体質だが、マクラウドは子を持つ夢を捨ててはいない。今日は早く帰って、メアリーに会うのが楽しみだ。

刑事部屋は万引き犯やら2人組の強盗やらがしょっ引かれ、次第に騒々しくなっていく。マクラウドはアーサーの調書を取ろうとしているが、警部補に呼び出しを受ける。マクラウドが追っている違法堕胎医シュナイダーがもうすぐ出頭してくるが、その弁護士が、マクラウドの尋問に難色を示しているというのだ。シュナイダーは、私怨からマクラウドに暴行を受けるのでと不安がっているらしい。確かに、妊婦を死に追いやって告訴されたシュナイダーは憎むべき犯罪者だが、だからと言って暴行とは穏やかではない。まして私怨とは…全く覚えがなく、困惑するマクラウドだった。

間も無く、カール・シュナイダーが署に現れる。怯える様子のシュナイダーに強気の態度を見せるマクラウド。逮捕の決め手は、シュナイダーの元患者二人の証言。一人は入院中だが、もう一人は元気な状態だ。彼女がシュナイダーを面通しで確認すれば、即手錠をかけられる。早速元患者をシュナイダーの前に立たせるが、何と彼女は「こんな人見たことない」と証言する。恐らくシュナイダーに買収されたのだ。怒り心頭のマクラウドは、シュナイダーをパトカーに乗せて病院に向かう。証人はもう一人いるのだ。その人がシュナイダーの顔を確認さえできれば…しかし、その途中で警部補から、署に戻るよう無線が入る。証人は、すでに2時間前に死亡しているというのだ。マクラウドの怒りは頂点に達する。シュナイダーは、証人が死んだのを知った上で出頭してきたのだ。帰りの車中で、ついにシュナイダーをボコボコにしてしまうマクラウド。署に着いた彼らを出迎えた警部補は、シュナイダーを介抱しながら「タミ・ジャコペティ」の名を聞き出す。マクラウドの私怨がこのタミという男と関係があるのでは?と考えた警部補だったが……




「探偵物語」(detective story)。舞台劇を迫力ある映画に変換させた、ウィリアム・ワイラーの傑作です。タイトルのdetectiveを〈探偵〉と誤訳して、そのまま根付いてしまった邦題ですね。厳密にはもちろん、〈刑事物語〉ですよね。

舞台劇ならではの群像ドラマと、優れたリアルポリスストーリーの融合が最高ですよね。容疑者に近付く際に、刑事たちがいちいちホルスターの銃を移す仕草が印象的。犯人に奪われるのを防ぐためですね。ストーリー的には、1950年代ハリウッド映画とは思えないビターな結末が特徴。キャラ的には、個性豊かなデカたちに混じって、メアリー役のエレノア・パーカーが素晴らしく魅力的でしたね。とにかく、刑事もの好きなら必見の作品でございます。


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